最近20代、30代の人気スターたちが次々と「すっぴんビューティー」宣言をして、同世代の女性たちを驚かせている。ここになんと、元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォード（46）もその名乗りを上げた。

こちらの写真は11日、ロサンゼルスでキャッチされた元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォード。ファッショナブルでゴージャスなセレブオーラは年齢とともにむしろアップ、などと申し上げたいところだが、まったくメイクをしていない彼女には意表を突かれた感じがある。

年齢とともにお肌のケアやメイク、ファッションにむしろ凝る傾向にあるのがアメリカの女性だが、このクロフォードが求めているのは、人としてのナチュラリズムやシンプリズムであろうか。虚飾も多々ある美の世界でスタニングだ、ファビュラスだと称賛されることに飽きてしまったのか、英紙『デイリー・メール』には「メイクをしている方が老けてみえることに気が付いたの」などと語っている。

クロフォードと実業家のランディ・ガーバー氏はもう結婚14年。プレスリー君（13）、カイアちゃん（11）の成長ぶりを眺めている時の彼女は、ひたすら嬉しそうな母の顔になる。「幸せ＝自信」、これを手にした素敵な40代女性にとって厚塗りメイクは不要な「鎧」でしかなく、年齢相応に蓄えて来た内側の美しさをそれで覆い隠すようでは確かに勿体ない。

幸せが自信につながり、作られた美より自然な美を求める、クロフォードのこの方向性は多くの40代女性に影響を与えるであろうか。それとも「ベースが美しい女性ならではの冒険」か。今後に注目してみたい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）