モデルのくみっきーこと舟山久美子が撮影で見せる“くみっきーポーズ”と、モーニング娘。の道重さゆみがアイドルをアピールする“うさちゃんピース”。この2つは実によく似ているが果たしてどちらが本家なのか。元モー娘。の高橋愛がくみっきーと共演した際に大胆にもその件を切り出した事から、彼女のブログには様々な声が届いている。そうした情報をもとにポーズの本家がどちらかを分析してみた。

ポーズの基本は両手でピースサインをつくり、その手を頭の上部に添えるようにしてウサギの耳をつくる。これが“くみっきーポーズ”あるいは“うさちゃんピース”と呼ばれるものだ。

AmebaStudioで放送された『女子力cafe』に高橋愛が出演した際にゲストとしてくみっきーが共演した。その時の様子を彼女が9月20日の高橋愛オフィシャルブログ『I am AI』で報告している。

「みんなでくみっきーポーズ♪」と掲載された写真は出演者全員で前述のようなポーズをとっているものだった。ところが元モー娘。である高橋愛は「道重さゆみcHanのうさちゃんピースの話もしたょー」と付け加えているのだ。

この状況について読者からも「『“うさちゃんピース”が先だと思う』とゲストに気を遣いながらも譲らない愛ちゃん…」とコメントが届いたように、高橋はくみっきーに直接“うさちゃんピース”が先に始められたはずだと主張したのである。さらに読者は「4年前からだったら、うさちゃんピースの方が、先だもんね」ともコメントしており道重さゆみが本家とする説が有力だ。

実はこの“うさちゃんピース”VS“くみっきーポーズ”については主に道重のファンの間で話題となっており、ネットでも様々な意見が見られる。

道重についてはデビュー当初から“うさちゃんピース”が決めポーズであり、2006年から道重がパーソナリティを務めているラジオ番組のタイトルが『0時のつぶやき モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース』（CBCラジオ）である。デビューした2003年か遅くとも2006年時点で“うさちゃんピース”が存在したとみて間違いない。

一方で舟山久美子については『Popteen』で初めて表紙を飾ったのが2009年3月号であり、その頃からタレント活動を本格的に開始したということで、彼女が広く知られるようになったのは2009年頃ではないだろうか。つまり“うさちゃんピース”の方が世間には3年～6年早く登場しており道重さゆみのポーズが本家といえそうだ。

ファンだけでなく高橋愛もこだわるほど“うさちゃんピース”が愛されていることを知れば道重さゆみも喜ぶことだろう。

ところで高橋愛のブログには「写真は、くみっきーポーズと言いながら、愛ちゃんだけ、しっかり、うさちゃんピースしてますね」というコメントもあり、やはり“くみっきーポーズ”と“うさちゃんピース”に微妙な違いがあるらしいのだ。これについてはよほど詳しいファンしか見分けられそうにない。
(TechinsightJapan編集部　真紀和泉）