歌手Usher(33)がオプラ・ウィンフリーの人気番組『Oprah’s Next Chapter』に登場し、息子たちの親権を巡り法廷で争った元妻タメカさん、またこの夏わずか11歳にして逝去した元ステップサン、カイル・グローヴァー君への想いを激白した。
2007年に結婚し2人の息子をもうけるも、2009年には離婚を成立させた歌手Usherとタメカさん。その後は息子たちの親権を巡りバトルが勃発。それに伴い「Usherは子供たちの前でドラッグをやっている!」「タメカは俺に暴力をふるった」などと両者が互いを批判し始め大変な騒動になっていた。だがこの夏、ついにUsherが親権を確保するという形で一応の決着がついたのだ。今後タメカさんが上告するのではという報道もあるが、とりあえずUsherも今はホッとしているのであろう。「このような話をするのは最後」と前置きした上で、現在の心境を『Oprah’s Next Chapter』でこのように語っている。
「タメカは俺と彼女自身を敵同士に変えてしまったんだ。俺には、ある意味まったく理解できないやり方でね。」
また数か月続いた親権バトルについては「ずっと誠実に取り組んだ」と断言するUsherだが、タメカさんとの別居期間中にほかの女性に走ったという報道については否定せず、以下のように告白している。
「俺たちの結婚が終わりに近づいていた頃、戸惑っている自分がいたんだ。ただ抜け出したい。そんな気分だったんだよ。」
「気持ちの上では“誠実”でいたさ。でも完全に“誠実”だったわけじゃない。自分と誰かの関係や気持ちについて、別の女性と話すだろ。俺の意見ではそういう会話をすることさえ浮気だもの。」
またUsherは今年7月にタメカさんの連れ子であったカイル・グローヴァー君を亡くしたばかり。その葬儀にUsherが参列しなかったとも報道されていたのだが、この件につきUsherは目に涙を浮かべてこう述べている。
「俺が葬儀に参列しなかったと憶測されているなんて、辛いよ。俺は葬儀に参列したんだ。埋葬にだって立ち会ったんだよ。」
「カイルとは一緒に料理をしたり、笑ったり歌ったりもした。カイルは歌とダンスが好きな子でね。冗談を言うのも大好きだったんだ。」
一時期とはいえ息子として養育したカイル君のことを、Usherは愛しく想っていたようだ。息子たちの親権を巡りタメカさんと法廷で争う結果にはなってしまったが、タメカさんとの出会いによってUsherがかけがえのない息子たちを得たことだけは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)