ここ日本でも高い人気を誇るミュージシャンUsher（33）が、日曜日に行われた「ビルボード・ミュージック・アワード」に参加した翌日、裁判所に出廷した。そこでUsherは、2009年に離婚を申請した元妻タメカさんの凄まじい気性の荒さを暴露。今後ふたりの間に誕生した子供たちの親権のゆくえについて、大きな注目が集まっている。

すでに別々の人生を歩んでいるとはいえ、なかなか問題が絶えないのがUsherと元妻タメカさんである。タメカさんは「Usherから親権を剥奪したい！」と訴え、「Usherにクレジットカードを使用不可にされた！」、「許可なく子供たちを国外に連れ出された！」などと主張。さらにはUsherに対し「ドラッグ検査を受けて！」と要求し、まさに凄まじいまでの執念でUsherを追いつめ親権を剥奪しようとしているのだ。

そんな中、Usherは音楽界の大イベントである「ビルボード・ミュージック・アワード」に参加。その翌日に出廷し、タメカさんのとんでもない“暴れん坊ぶり”を証言している。Usherの証言によると、彼が新恋人と共に息子をタメカさん邸に送った際にタメカさんが激高、まさにブチ切れて大暴れしたという。タメカさんはUsherを殴りつけた上、こともあろうか新恋人にツバを吐きかけるという蛮行に出てしまったのだ。さらには“新しい女とケンカしてやろうか！”などと脅しまがいの言葉を吐き、挙句の果てに食べ物がのったままの皿をUsherの愛車に投げつけるという暴挙に出たそうだ。

なんとも荒々しい一面を暴露されてしまったタメカさんであるが、このまま大人しく引き下がるわけはあるまい。これまでの裁判費用の負担までUsherに求めているタメカさんのことだ。別れてからというもの、Usherの資産がグンと増えていることはメディアなどを通じて百も承知なのだろう。今のタメカさんには、“金の取り分”と“わが子の独占”しか頭にないのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）