イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ジャスティン・ビーバーの実母パティさん激白。「私は性的虐待の被害者だった」。

9月18日に自叙伝『Nowhere but Up: The Story of Justin Bieber’s Mom』を全米リリースしたジャスティン・ビーバー(18)の実母パティ・マレットさんが、著書プロモーションのために出演した人気番組でその衝撃的な過去を告白した。

パティ・マレットさんが登場したのは、NBCの人気番組『TODAY』。ここで彼女は番組ホストのキャシー・リー・ギフォードに対し、15歳で初めての性体験をしたこと、そして17歳という若さでジャスティン・ビーバーを妊娠したことを告白した。

子供の頃に性的虐待を受けたとも語るパティさんは、自暴自棄になり自殺を試みたこともあるという。ついには精神科病棟に入ったパティさんは、キリスト教徒のカウンセラーの話を聞き「精神的な目覚め」を経験したのだそうだ。

「私にはわかったの。(お腹にいた)ジャスティンを中絶してはならないとね。」

ジャスティンを妊娠していた当時のパティさんに、周囲の人々は「若いし環境も整っていない。今回は中絶を」と勧めたという。自殺未遂当時はドラッグやアルコールに溺れ荒んだ日々を送っていたというパティさんだが、中絶は拒否。その決断については以下のように語っている。

「生まなくちゃならないと分かっていたの。どうやって生み育てるかは分からなかったわ。でも中絶は自分には無理だと分かっていた。最善を尽くさなくちゃと思ったの。自分に何ができるのかも知りたかった。そのためなら何だってやる決意だったのよ。」

そして生まれた赤ちゃんこそが、世紀のスーパーアイドル、ジャスティン・ビーバーだったというわけだ。

ちなみにこの著書の中で「魂をさらけ出した」というパティさんは、衝撃的な過去を文章にすることで随分と心が癒されたという。また気になるジャスティンの反応は「とてもサポーティブだった」と言い、この勇気ある告白をした母をジャスティンは誇らしく思っているのだそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)