イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】『Xファクター』審査員ブリトニー・スピアーズ、かつてデュエット相手だったコンテスタントにまさかの「No」。

超人気オーディション番組『Xファクター・USA』の新審査員を務める歌手ブリトニー・スピアーズ(30)が、同番組で思いもよらぬコンテスタントを審査するという珍しい出来事が起こった。

ブリトニー・スピアーズを審査員に加えた『Xファクター』がついに放送開始となり大変注目される中、非常に興味深いコンテスタントが登場した。ボーカルコーチを職業とする彼の名はドン・フィリップさん。現在32歳というフィリップさんは、なんとかつてブリトニーとデュエット曲『I Will Still Love You』を熱唱。その曲は1999年にリリースされたブリトニーのアルバム『ベイビー・ワン・モア・タイム(…Baby One More Time)』に収録されているのだ。

さて久々の対面にブリトニーも大変驚いた様子。「彼のこと知ってるの。収録も一緒にしたことがあるわ」との説明に審査員一同が驚く中、サイモン・コーウェルは「デュエットしてから10年以上、何をしていたんだい?」と質問。それを聞くなり過去の思い出が甦ったのかフィリップさんは涙を流し、「僕は自分に価値があると思えなくて。でも今回は勝ちたいんだ」と堂々宣言。ビヨンセの名曲『Halo』を力強く歌い始めた。

だが歌い始めから調子は急降下。声は枯れ、音も外しぎみになり、審査員の表情は険しくなるばかり。結果サイモンは「正直に言おう。君の歌声はまったく良くないね」と辛口評価を下し、ブリトニーも辛そうな表情を浮かべて次のように評価している。

「(デュエットから)何年もの間、大変な思いをしてきたのよね。でもあなたの声は、私たちの期待に適うものではないわ。」

それを受け「もう1曲用意しているんだ!」とフィリップさんが提案するも、ブリトニーを含む審査員全員に「No」との判断を下されステージを去り、その後号泣。「ブリトニーのあの目を見た? ああ! 彼女の顔を俺は見たよ。傷つけてしまった気分だ」と語っている。

同番組の審査員を務めるにあたりパニック発作を起こすほどプレッシャーを感じているブリトニー。フィリップさんとのまさかの再会にもさぞ驚いただろうが、かつてのデュエット相手に「No」という審査を下すことがどれほど辛かったことか。だがこの様子を見た視聴者は大喜び。「We love it!」と絶賛しているしだいだが、気になる視聴率に関しては昨年度のプレミアに比べ、かなりダウンしているという気になる報道もある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)