ジェニファー・アニストン、キャメロン・ディアス、レネー・ゼルウィガーといった数々の人気女性セレブと浮名を流し、最近ではスカーレット・ヨハンソンとの交際も囁かれているイケメン俳優ブラッドレイ・クーパー(37)。新作映画にも数多く出演している現在のブレッドレイは「公私共にパーフェクト!」と言えそうだが、一時期は酒とドラッグに溺れ「人生がダメになる」とまで思いつめていたそうだ。
数々の女性セレブのハートを奪ってきた人気俳優ブラッドレイ・クーパーにも、かつては深い悩みと苦しみを抱え込んだ時期があったという。このたび『The Hollywood Reporter』誌のインタビューに応じたブラッドレイは、「酒やドラッグを断って7年以上になる」と明かした上で「パーティの場でハイになり、コンクリートの床に何度も自分の頭を打ち付けたりした」などとかつての悲惨な状況を激白している。
「“おい、俺がどんなにタフなのか見てみろよ!”という気分だった。だけど立ち上がると血が滴る始末。あの晩の俺は、頭に氷を当てた状態で縫合してもらうのを待ちながら、聖ビンセント病院で過ごしたんだ。」
このような状態まで酒やドラッグに溺れたのは、自身が大きな「不安感」に支配されていたためだとブラッドレイは分析する。
「とにかく、人にどう思われているかが心配で仕方がなかった。その日をどうやって生き抜こうかなんて考えあぐねていたさ。俺はいつもアウトサイダーなんだという気分だった。自分の思考の中で生きているという感じだったよ。」
「だけど俺は、自分のポテンシャルに沿った生き方が(そのままでは)できないと悟ったんだ。本当にゾッとした。“ああ、自分で自分の人生をダメにしてしまう”と思ったからさ。」
その悟りがあったおかげで立ち直ることができたブラッドレイは、今や押しも押されもせぬハリウッドのスーパースターである。挫折により人生を放棄してしまうのではなく、それを糧に大きく飛躍することは十分に可能であることを教えてくれるインタビュー内容であった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)