『イナズマロックフェス2012』が今年も滋賀県琵琶湖の湖畔で開催された。4回目となる今回は、観客動員数が2日間で3万5千人となる過去最高の盛り上がりとなった。2日目のステージに出演したお笑いコンビのTKOは、その観客の迫力に圧倒されたという。木本武宏がブログでその興奮した心境と、出演するアーティストの楽屋を訪れた様子を報告している。
『イナズマロックフェス』は“滋賀ふるさと観光大使”となった西川貴教(T.M.Revolution)が発案し、滋賀県とタッグを組んで開催したものだ。毎年人気が高まっており、今年は9月15日と16日の開催で過去最高の観客を動員。しかも2日目はチケットが売り切れるほど好評となるイベントに育った。
その2日目のステージに立ったお笑いコンビ・TKOの木本武宏が、ブログ『KIMOLOG』で「夕焼けと琵琶湖を背に、1万6千人の前で『はい、どうも~』と出て行くのは失禁に値する興奮でした」と心境を綴っている。
観客の数はもちろんだが、木本はその雰囲気に圧倒されたのだろう。「主催の西川貴教さん、すげえな」と、イチからこのイベントをつくりあげた主催者の努力に感動していた。
木本武宏は、この日の参加アーティストの楽屋を訪れた時の様子も報告している。歌手として出演したベッキー♪♯の楽屋は、やはり大量のアクセサリーや靴が並んでいたようだ。「小さなショップできそうなぐらい」と木本はその数の多さに驚く。
大人気のきゃりーぱみゅぱみゅにもあいさつしたが、彼女は本来人見知りらしく木本は「会うたびに少しずつ目を見て話してくれるようになってきた」ときゃりーが馴染んでくれるのが嬉しそうだ。
また、この日のためだけに来日したという「消臭力」のCMでおなじみのミゲルくんにも会えた。彼は「しゃぶしゃぶ好き」とだけハッキリと言ってくれたそうだ。
他にもロックバンドのソナーポケットやSOPHIAの松岡充などとも話せたようで、木本も貴重な体験ができて喜んでいた。ただし写真はお笑い仲間のサバンナ・八木真澄となかやまきんに君のツーショットしか撮影できなかったらしい。
今回の『イナズマロックフェス2012』では西川貴教が大津市のいじめ問題に触れて、いじめ撲滅を呼びかける場面もあった。ミュージシャンと行政が協力してつくりあげたイベントだけに、滋賀県を元気にするきっかけとなって欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)