22日夜7時過ぎ頃、国道3号線の土城インターチェンジ出口付近で、頭部をひどく損傷した女性の遺体が発見された。警察の調べでは、女性は恋人とケンカし走行中の車から飛び降りたものとみられている。

中央社及び蘋果日報が報じたところでは、亡くなったのは35歳の女性。交際中の42歳の男性と同僚の3人で酒を飲んだあと、男性の車で家に帰るところだった。男性の話では、あまり飲みすぎないようにと女性に話したところ口論になり、怒った女性が自分でドアを開けて飛び降りたという。

女性が飛び降りた後、男性はインターチェンジに車を停め、同僚が様子を見に行ったが女性の姿は見当たらなかったそうだ。男性は「怖くなったのでその場を離れた」と話している。

この事故について、女性の家族と元夫は「こどもがいるのに男とケンカしたくらいで自殺するなんて考えられない」と話しており、突き落とされた可能性を主張したが、警察のその後の調べでは、衣服の乱れはなくケガの状態からも女性が自分で飛び降りたと考えるのが自然だということだ。

なお、恋人の男性が飲酒運転をしていたことから、警察では遺棄、公共危険などの罪で送検する予定だ。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）