イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】傷心のロバート・パティンソンがトーク番組に出演。「代理人を雇っていなかったことをひどく後悔」。

恋人クリステン・スチュワートの「不倫キス」激写事件以来、精神的にかなり参っているはずの俳優ロバート・パティンソン(26)。だが最新主演作品の公開を控え、プロモーションは待ってくれない。彼は13日にトーク番組の収録を済ませていた。気になるその発言内容は…!?

13日、ロバート・パティンソン(26)主演の最新映画『Cosmopolis(原題)』のプレミア上映会が「ニューヨーク近代美術館」で開催されたが、久しぶりのロブはアゴから首にかけての不精髭が目立ち女性ファンの声援にも笑顔が少なく、やや痩せた感じが否めなかった。

そのレッドカーペットの直前に、ロブはあるトーク番組の収録を済ませていた。15日には、ABCの朝の番組『Good Morning America』への生出演インタビューも予定されており、苦しいタイミングではあるが、主演俳優が最新作品のプロモーションをするのは当然のこと。メディアのマイクやカメラを怖がってばかりもいられず、今は淡々とスケジュールをこなすのみである。

『Cosmopolis』のプロモーションを兼ねて彼が対談に応じたのは、ジョン・スチュワートがホストを務める『The Daily Show』。放送は米国の14日夜だが、関係者から収録内容についての話が少しずつ漏れ出ている。例の「不倫キス」写真にロブが狼狽してからすでに3週間、彼の表情にはすでに険しいものはなくなっているようだ。

“Ben&Jerry’s”のアイスクリームを用意していたというホストのジョン。ロブに差出し、「これ、女友達が2人でペチャクチャやってる時の光景だよね。前回ひどい失恋で落ち込んだ時、僕はこのアイスの美味しさに励まされたんだよ。だから君も何でも話して欲しいな」と絶妙にアプローチ。「若い頃の失恋てさ、“この世の終わり”みたいに感じちゃうんだよね」と上手に質問した。

それに対するロブの答えは「うん、その通りだよ」。会場の人々から「ああ…」と絶叫にも似た大きなため息が漏れ、ロブは苦笑したという。ただし「僕は今人生最大の問題を抱えているんだ。安上がりにと思って僕には代理人がいない。インタビューの度に台詞を考えくれる人を早く雇わなくちゃね」とジョンの迫りくる質問をジョークでけん制、会場の笑いをとったそうだ。

ただし「雲隠れしていたこれまでの3週間、どんな風に過ごしていたの?」という質問には「答えたくない」と口を閉ざしたロブ。言葉数が少なくなっていく彼の気配を察し、ホストのジョンは「君の幸せを祈るよ、ロブ。若い時にはそういうことはたまにあるもんなんだよ」と励ますにとどめ、両者とも結局一度も“クリステン”の名を口にしなかったらしい。

ロブの表情に苛立ちや怒りが表れ、クリステンを悪者にして「お涙ちょうだい」的に話が進むことを予想する人々に、この対談はひょっとしたら期待外れと映るのかも知れない。だがこういう時に毅然と、時にはジョークすら交えてごくフツーに話すことができる若者はそうはいないであろう。ロブの姿には「男らしい。これぞプロ」といった高い評価が集まるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)