テレビCM「しきゅうのお知らせ」で相武紗季が女性に子宮頸がんへの関心を持つように呼びかけている。この数年で日本でも“子宮頸がん”という言葉をよく耳にするようになったが、米国をはじめ海外諸国ではワクチン接種も早くから定着しているらしい。歌手のSoweluがブログで子宮頸がんワクチンの注射を打ったことを報告し、その必要性を説いている。
「初めて子宮頸がんのワクチンを打ってきました!」と彼女は『Soweluオフィシャルブログ』で8月25日に綴っている。以前から考えてはいたが今回ようやく子宮頸がん予防ワクチンを接種できたという。彼女が「20代の女性からなる確率のある子宮頸がんは、ワクチンを打つ事で体を守れるからアメリカとかでは当たり前に打っている人が多いみたい…」と説明するように日本ではまだそれほど浸透していないのが現状だ。
予防接種は3回行う必要がありSoweluも「次は約1か月後に打つよ!」と話すが、「筋肉注射だからちょっと痛みが2~3日あるけど、子宮頸がんから少しでも体を守れるならしかたないね」とやはり注射が痛いのは我慢するしかないようだ。
彼女がワクチンを打ったことを敢えて報告したのは「自分の体は自分で守るしかないから、これを読んでる女性のみんなもぜひ子宮頸がんのワクチン、一度調べてみてね!」ということを伝えたいがためである。きっと多くの女性が関心を持つきっかけとなるはずだ。
前述の相武紗季がキャラクターに起用されているジャパンワクチン株式会社のサイト『未来のあなたのためにしきゅうのお知らせ』では子宮頸がんについて詳しい情報が掲載されている。他にもネット上に多くの情報があるのでより正確なものを見極めたい。
まずは、そうした情報から子宮頸がん自体についてよく知ることが予防する上でも大切なことである。また、子宮頸がん予防ワクチン接種の対象は10歳からなので子どもを持つ親も無関心ではいられないところだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)