エンタがビタミン

writer : eri

【エンタがビタミン♪】仕事で稼いだ金を全てギャンブルに注ぎ込んだ元・人気子役。負けた総額は1億5000万円。

3歳で芸能界入りし、芸歴は40年以上になる俳優の坂上忍。最近では“ブスと仕事が大嫌い”とテレビで発言するなど、バラエティ番組での毒舌キャラが際立っている。そんな元祖天才子役が、毎年の稼ぎをギャンブルに注ぎ込んでいることを告白した。

『ダウンタウンDX』(読売テレビ系)の中で俳優の坂上忍が、毎年大晦日に競艇に行き、その年に稼いだお金のすべてを賭けていると告白した。過去には負けが込んで全財産が37円になった時もあるという。そんなときは、家にある干物を食べてしのいだこともあるそうだ。ダウンタウン松本人志に「なんでそんなことをしているの?」と訊かれた坂上は、「全部整理したくなっちゃう」とお金を整理したくなると答えた。以前、ある番組で「リセットしないと次に働く気になれない」と語っていた坂上。潔癖症で有名な彼は、お金もきちんと“整理”されていないと落ち着かないのだろう。

そんな坂上によると、競艇で勝った時には、翌年の上半期にはほとんど仕事をしないという。なので、上半期に坂上がテレビに良く出ているときには、“ギャンブルで負けたんだなと思ってもらえれば良い”とも語っていた。

坂上と言えば子供の頃からドラマなどに出演し、天才子役として人気を博していた。しかし、私生活では、父親が競艇に狂い、経営に失敗して会社が倒産した上、借金と浮気で問題を起こして離婚している。坂上が中学時代には、暴力団が借金の取り立てに自宅に押しかけるという環境で育った。借金返済のためにも子役の仕事を続けた坂上であった。競艇通いの父親のおかげで辛い少年時代を過ごしただろうに、自身も競艇にハマってしまうとは血は争えないということか。とはいえ、全てを整理し、“勤労意欲のために”ギャンブルをする坂上は、けして賭け事で身を滅ぼすようなことはすまい。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)