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連日のメダルラッシュで世間がロンドンオリンピックで盛り上がっている中、ラジオ界では、ちょっとやりすぎではないかと思うような現象も起こっている。“ラジオの帝王”として長年ラジオ界の第一線で活躍するタレントの伊集院光がこの異常事態に疑問を呈した。
日本時間で8月7日深夜1時から、オリンピック女子サッカーの準決勝「日本対フランス戦」が行われた。FMラジオはじめ、ほとんどのラジオ局で一斉に女子サッカーの中継が行われる中、同日同刻に放送予定の『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)でも、キー局であるTBSラジオではサッカーが中継され、ネット局のみで『JUNK』と、変則的な放送となった。
その『JUNK』内でのこと、メインMCを務める伊集院光は、この現象に「ばっかじゃねー!」と怒りをあらわにした。伊集院は、まず女子サッカーが好きな人は「テレビ中継を観るだろう」と述べた。深夜1時開始の試合だ。ほとんどの人が自宅のテレビで観戦できる時間帯である。ラジオで試合の“実況を聴く”人の数は多くはないだろう。そのわずかなニーズを全ラジオ局で、しかも同じ音声で中継しているのだ。これでは低い聴取率の取り合いになることは必至で、高聴取率はどの局も望めないだろうというのが伊集院の分析だ。
この日、結局伊集院は、TBS以外のネット局のみに向けて生放送を行った。“ラジオの帝王”もこの異常現象には、なんとも腹立たしい気持ちでいっぱいだったようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)