俳優シルヴェスター・スタローン(66)の息子セイジ・スタローンさんが、わずか36歳にして突然この世を去ったのは、先月13日のことである。かつて自身の映画に息子役で出演させるほどセイジさんを溺愛していたシルヴェスターだけにその悲しみは深く大きいが、そんな彼を今支えているのは天職である俳優業のようだ。
8月14日のこと、俳優シルヴェスター・スタローンは最新映画『エクスペンダブルズ2(The Expendables 2)』のプロモーションのため、人気番組『Good Morning America』に収録済みプレインタビューの形で登場した。そこでシルヴェスターは先月13日に長男であるセイジ・スタローンさん(享年36歳)を亡くした苦しい胸のうちを次のように語っている。
「とても、とても辛いよ。時が心の傷を癒してくれることを願っているんだ。」
「(仕事に)戻って自分の人生を思い出すことが大事なんだ。そうでなくちゃ、悪循環に陥ってしまう。」
今なおセイジさんの死因特定には至っていないというが、薬物の過剰摂取がその若すぎる死の直接的原因ではないかと推測するメディアが多い。
あまりにも突然息子に先立たれたシルヴェスターの悲しみは果てしなく大きい。一部シルヴェスターとセイジさんが不仲であった旨を繰り返し報じているメディアもあるが、セイジさんの死後「子を亡くすほど大きな苦しみはないのです」と発表したシルヴェスターの心に偽りの気持ちなど微塵もなかったはずだ。一日も早く、シルヴェスターら遺族たちの心の傷がいえることを祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)