俳優メル・ギブソン（56）といえば、やはり元恋人オクサナ・グリゴリエヴァ（42）に対するDV行為が記憶に新しい。それに絡むスッタモンダの末すでに別々の道を歩んでいるメルとオクサナだが、2人の間には2009年10月に誕生したルチアちゃんという可愛らしい女児がおり、メルは今もなお定期的にルチアちゃんと面会しては限られた時間を共に過ごしているという。そんなルチアちゃんとの貴重な時間を満喫していたメルが、パパラッチの存在に気づいてしまったから、さあ大変。思わず激高したメルが取った行動とは？

8月27日のこと、俳優メル・ギブソンは愛娘ルチアちゃん、そしてルチアちゃんのナニーを伴い『Malibu Yogurt and Ice Cream』という人気カフェで午後のひと時を楽しく過ごしていた。その姿を窓の外から撮影しようとしている2人のパパラッチの存在に気づいたメルは「放っておいてくれ」と言ったというが、それでもしつこくカフェの窓ごしに写真を撮ろうとするパパラッチに激高。ついにはカフェの外に飛び出し、パパラッチらに食ってかかってしまった。

この時のメルは、激しい苛立ちと怒りですっかり興奮状態。「止めないか！」と言わんばかりに両手を振りながら1人のパパラッチに突進し、そのあまりにも無遠慮な行為を激しく責め立てたという。その後メルはもう1人のパパラッチに突進。身の危険を察知したパパラッチは咄嗟の機転でカフェの常連客を装ったものの、隠したハズのカメラがカバンから丸見えになっていたためパパラッチであると見破られ、やはりメルに怒鳴りつけられてしまった。

ひとしきり怒って気が済んだメルはその後カフェに戻り、ルチアちゃんとそのナニーを引きつれ現場を去っているが、そのあまりにも凄まじい激高ぶりを目撃してしまったパパラッチ2人と目撃者らは、まさにお口あんぐり状態。これまでの「メルは短気」という報道が本当であったことを改めて思い知ったようだ。

だがパパラッチのしつこさに苦悩するセレブは実に多い。ジャスティン・ビーバーにいたってはついに警察に苦情を申し立て、どれほど悩みが大きかったかを世間に知らしめた。同じく苦悩するハル・ベリー、アレック・ボールドウィンといった超大物セレブたちも、次々とパパラッチと激突してきたのだ。そろそろストーカーまがいのパパラッチに対する取締りを「強化すべき」という声も聞こえてくる。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）