イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】メル・ギブソン、“正妻” ロビンさんとの離婚がやっと成立。7人の子をなし28年間連れ添うも…。

俳優メル・ギブソン(55)と28年間生活を共にし、7人の子をなした妻ロビン・ムーアさんとの間で、このほど正式に離婚が成立した。

06年夏に、DUIによるスピード違反でマリブで逮捕されたメル。そこで酒癖の悪さが露呈し、警察官を相手にユダヤ人蔑視発言まで放ち、ロビン夫人は愛想を尽かす。そして離婚申請がなされたのが09年4月。すっかり片付くまで、これほどまでに時間がかかるのがセレブの離婚である。ましてや未成年者を含む子供が7人、メルの資産が巨額であるだけにモメないわけがなかった。

メルは一方で、ロシア人ミュージシャン、オクサナ・グリゴリエヴァ嬢との醜悪なDV裁判を展開している。ロビン夫人の逆鱗に触れた彼女との不倫関係は、09年5月にその妊娠発覚で確定的なものとなり、しかし娘ルシアちゃんが誕生するも、関係は醜悪なものへと化し、メルの暴力行為により10年4月に破局。当然裁判沙汰になったが、オクサナにもメルを恐喝する行為があったとして、今後の法廷の行方に高い注目が集まっている。妻ロビンさんとメルの離婚協議は、その水面下で並行して進められていた。

プリナップを交わしていない結婚であったため、ロビンさんは離婚申請当時、約900億円とも言われるメルの資産の半分を要求する権利を有していたが、彼女は実際にはそんなに多くを求めていないと言われており、具体的に決着した分与額や内容はまだ明らかにされていない。

メルは看護師であったロビンさんと1979年に交際を始め、80年6月に結婚。息子6人、娘1人を授かったが、一番上のハンナさんは31歳だが末っ子のトーマス君は12歳とまだ未成年。この写真はまだ何も問題が無かった1998年のファミリーの様子だが、酒癖が悪く女好きである父を批判し、今ではほとんどの子供が母ロビンさんの側についている。メルは今後、自分の人生の過ちや失ったものの大きさに嫌でも向き合って生きていくのであろう。だがとりあえず、クリスマス前にこうした面倒なことが片付いたことだけはホッとしているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)