世界中の女の子から最も熱く支持されているスーパースターといえば、ジャスティン・ビーバー（18）である。歌唱力があり、ルックスは超キュート。ダンスをする姿もやたらとカッコ良いジャスティンだが、そんな彼を愛するファンが思わずもらい泣きしてしまうという新曲ミュージックビデオが話題になっている。

ジャスティン・ビーバーのアルバム『Believe』からの新曲『As Long As You Love Me』が、今海外でも大変な話題となっている。キャッチーなメロディとロマンチックな歌詞がとても印象的なこの曲なのだが、水曜日にリリースされたばかりのそのミュージックビデオは青春映画ばりの出来栄え。そこでコワモテ俳優から一方的に殴られるシーンを披露しているジャスティンの“雄姿”にも、大変な注目が集まっている。

このビデオの冒頭で登場するのは、コワモテ俳優マイケル・マドセン。人気映画『キル・ビル』シリーズや『シン・シティ』（2005年）など数多くの映画に出演してきた名優マイケルは、同ビデオでジャスティンが想いを寄せる少女の父親を熱演。登場早々、威圧感タップリにジャスティンに対してこうスゴむのだ。

「聞け、坊主。娘は俺のすべて。娘が俺を必要としているのと同じだけ、俺も娘が必要なんだ。俺の元を去るとき、娘が一緒にいるべきなのは大人の男。お前はまだガキじゃねえか。」

これを受けジャスティンは「彼女を愛しているんです」とキッパリ宣言するが、マイケルは「いつか娘を傷つけて去って行くんだろう」などと言いがかりをつけ一歩も譲らない。結局「お前のことなんて知りたくもねえ」とマイケルに言い放たれてしまうジャスティンなのだが、その後電話にも出られぬ彼女を忘れることができず、ついには車でコッソリ会いに出かけていく。だが不運なことにマイケルに見つかってしまい、無抵抗のまま一方的に殴られるという衝撃的な展開が待っているのだ。鼻から血を流すジャスティンが気の毒で思わず目をそむけたくなる内容になっているが、彼の演技がなかなか見事であると評価するメディアも多く、今後役者としてブレイクする可能性を指摘する声も多い。

ちなみに同ビデオではジャスティンのダンスシーンにもぜひ注目していただきたい。故マイケル・ジャクソンを彷彿とさせるグループでのダンスシーンはまさに圧巻。キャッチーであると同時にメッセージ性も豊かな楽曲に合わせ、ジャスティンがリズム感溢れる素晴らしいダンスを披露している。

まだわずか18歳というジャスティン。俳優業への本格的な挑戦にかねてより意欲を見せてきただけに、今後は役者として大きく飛躍する可能性も高い。ジャスティンの歌手としての実力と溢れんばかりの豊かな才能に、まだまだ目が離せそうにない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）