エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「組閣でつぶれるようなメンバーじゃない」。AKB秋元才加がファンへメッセージ。

AKB48の再組閣が東京ドーム公演初日に発表された。チームKのキャプテンは秋元才加から大島優子に変更となる。誰もが驚いた今回の組閣発表を受けて秋元才加は「素直な気持ちを伝えてファンを安心させたい」とブログで新キャプテンや海外移籍となったメンバーへの気持ちを綴った。

今回の組閣では高橋みなみがチームAキャプテンからAKB48グループ総監督となるこれまでにない異動が行われる。キャプテンはチームAが篠田麻里子、チームKは大島優子が務め、チームBは柏木由紀から梅田彩佳に代わる。

そしてなにより衝撃的だったのが高城亜樹と仲川遥香がジャカルタのJKT48へ、宮澤佐江と鈴木まりやが上海のSNH48へ移籍するという初の海外人事が発表されたことだろう。

秋元才加はブログ『ブキヨウマッスグ。』で8月25日に「私達も驚きましたがファンの皆さんも複雑な心境だと思います」とファンを心配し、早く自分の素直な気持ちを伝えたかったとメッセージを送っている。

海外移籍組の中でも秋元とコンビで“ツインタワー”と呼ばれるほど仲の良かった宮澤佐江が遠くに行くことはとりわけ寂しい。そんな気持ちと共に秋元は「さえをはじめメンバーはそれを可能にしてくれる仲間だと信じてるから背中を押したい、支えたい気持ちでいっぱいです」と彼女たちにエールを送る。

「今回の組閣でつぶれるようなメンバーじゃないんだ…」秋元はそう信じているからこそ寂しさをこらえて励ますことができたのだろう。そんな仲間と出会えたことと共に傷つき喜び合えるファンと出会えたことを「奇跡だと思います」と表現していた。

新キャプテンの梅田彩佳は派手なタイプではないが、ダンスをはじめパフォーマンスに対する真摯な姿勢は誰もが認めるところだ。AKB発のユニットDiVAでも活動を共にする秋元才加は彼女が努力する姿を見てきた。「努力の蕾がだんだんと開いて咲き乱れてきてる。背中で引っ張ってくれると思います」と梅田彩佳を語れるのは秋元だけだろう。

秋元の後を継いでチームKのキャプテンとなる大島優子には「エースとしてそしてキャプテンとしてって大変だと思う」と心配しつつも「でも…大丈夫よ。元キャプテン才加いるから」と励ます。これには秋元才加が「キャプテンという称号はただの目印だとも思ってます」という考え方がベースとなっている。彼女は旧チームKの時に「キャプテンという目印が無くてもついてくる人には人はついていくし、尊敬もする」と学んだという。

それが身にしみている秋元はキャプテンではなくなったがチームを思う気持ちは変わらず、大島優子をサポートするつもりだ。そして「優子も言わずともわかってくれてます」とお互いに意思も通じているようだ。

彼女はこうして素直な気持ちを伝えたのである。そして「秋元才加はキャプテンでもキャプテンじゃなくても秋元才加なんで」と述べると、ファンにも気持ちを整理して「一緒に進んでくれたら嬉しいです」と呼びかけていた。

組閣を発表した戸賀崎支配人によると新チーム体制へ急に変わることはないとのことだ。なにかしらのスケジュールが発表されて移籍や交代が行われると思われる。秋元才加が語った素直な気持ちを受けてファンも新体制を応援してくれるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)