ロサンゼルス国際空港にアカデミー女優のナタリー・ポートマン(31)と婚約者のバレエダンサー、ベンジャミン・ミルピエ(35)が到着したが、しつこいパパラッチ達に2人はちょっとキレていたようだ。それもそのはず、ナタリーには先頃、ちょっとイライラする出来事があったばかりである。
先月29日、ナタリー一行はニューヨークからロサンゼルス国際空港に到着。1歳になった息子のアレフ君を抱えたベンジャミンを従え、ナタリーは飼い犬の小型犬「ウィズ(Whiz)」を抱えている。彼らを見つけるとフラッシュが一斉にたかれて、パパラッチ達が我も我もと彼らに群がり、写真を撮ろうとして押し合い、ちょっと危険な状態になってしまった。
ナタリーはそれを見ながら「まただわ」とでも思ったのだろうか、キレたような冷たい声で「Be safe(安全にね!)」と言い放ち、フラッシュの中を歩き去って行った。しかし婚約者のベンジャミンは、ぶつかるかのような至近距離まで駆け寄って来て写真を撮っているパパラッチに「Back off(下がれ!)」と怒鳴り、ちょっとカッとなってしまったようである。やりとりの一部始終をエンタメサイト『E!』のカメラが捉えていた。
すっかりママ業も板について来たナタリーだが、パパラッチにイライラするのには理由があった。先日インドのイケメン俳優サイフ・アリ・カーン(41)が、「まだ秘密なんだけど、ナタリー・ポートマンとボリウッド映画のラブストーリーで共演する予定がある。」とコメント。“ハリウッドとボリウッドの共演か!?”と大変話題となってしまったのだ。
しかしナタリーの側は寝耳に水。「そんな話はない!」と、彼女の弁護士が先週、サイフに「法的手段も辞さない」と通告したと伝えられた。
実際、「ナタリーとの共演」はサイフが「ジョークだった」と認め、謝罪のコメントを出した。ムガル朝時代から続く名家の出身で「パタウディ藩王」の称号も持つ彼だが、インドで自分の私生活に関する憶測記事を書かれ続けていることに苛立ちを募らせ、思わず口から出まかせを言ってしまったようだ。
ナタリーは、まもなくカリフォルニア州でこじんまりとした式を挙げ、ベンジャミンと結婚すると伝えられている。その後は映画『ツリー・オブ・ライフ』などで知られるテレンス・マリック監督の新作『Knight Of The Cups(原題)』でクリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェットらと共演する予定で、こちらが正真正銘の復帰第一作となるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)