イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】“バットマン”乱射事件の犯人、自宅アパートに爆発物を仕掛けてから犯行に及んでいた。

コロラド州オーロラ市で20日未明に起きた、『バットマン / ダークナイト ライジング』プレミア上映会場銃乱射事件。その犯人が、自宅アパートに爆発物を仕掛けてから犯行へと向かっていたことが分かった。

少なくとも12人が死亡、負傷者は70人を超えると発表されたこのたびの銃乱射による無差別殺人。オーロラ市警のダニエル・オーツ署長は21日午前10時半、犯人ジェームズ・ホームズ(24)の同市内の自宅アパート内には爆発物が存在し、爆弾処理班が1つめのワイアーの取り外しに成功したとし、「家宅捜査など警察官がアパートに侵入した途端に仕掛けが作動するようになっていた」と発表した。

さらにその10分後、同署長は「アパート内に存在する爆発物の把握に成功したが、他にもいくつかの処理を行っていかなければならない」と発表し、罠が複雑で多数仕掛けられていることをほのめかした。そして数時間後には、アパートに侵入して来た誰に対しても危害が及ぶように爆発物がセットされていたことや、その殺傷能力が非常に高いものであったことを述べ、午後4時にすべての解除作業を終えたと発表した。

付近住民も避難した上での爆発物処理であったが、わざと発生させた爆発によりアパートの窓ガラスなどは砕け散って外に散乱。ジェームズ・ホームズという極めて異常な人間が何食わぬ顔で住んでいたことに、近隣住民の恐怖感と怒りは収まらない。取り調べに対してはあまり協力的な態度を見せないというホームズだが、逮捕されると「自宅アパートには人が侵入した途端に爆発が起きる罠を仕掛けてある」と自らほのめかしたという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)