次なるシーズン、審査員席は一体誰が座ることになる!?　人気審査員のジェニファー・ロペスが卒業かと騒がれる中、ベテラン・ロックンローラーのスティーヴン・タイラーが、それより先に「辞める」と発表した。

“ジェニファー・ロペス（42）が『アメリカン・アイドル』の審査員席から消える!?” このニュースは、番組のファンばかりか、同じく審査員として活躍していたスティーヴン・タイラー（64）の不安感にも飛び火していたようだ。彼の方が、迷うジェニファーよりも先にその決断を下してしまった。

12日、同番組の審査員を降りると発表したスティーヴン・タイラー。理由は今年11月6日に、コロムビア・レコードから新しいスタジオアルバム『Music from Another Dimension』がリリースされるとのこと。「ここでもう一度エアロスミスのメンバーである自分に立ち返り、バンドとしての音楽活動に全力投球をしたいから」だそうだ。

ところでジェニファーはこの番組に出演し、的確なジャッジと人間味あふれるコメントを放って来たせいで、好感度を上げるとともに、過去のダーティな印象を完全に払拭した感がある。そのせいか、とにかく決断が下せない。12日に出演した朝の番組『TODAY』でも、ジェニファーは「辞める時期だとは思うけれど、その決断をするのがあまりにも辛い」と話していた。基本的にこの番組が大好きなのだ。

ジェニファーほどの番組への愛着心が自分にあるか、また辞めないことによるメリットがあるとすればそれは何なのか、タイラーもおおいに悩んだことであろう。先にこちらでもお伝えしたが、彼に代わる新しい審査員としては、この番組の出身（シーズン8の準優勝者）でもある歌手アダム・ランバートに白羽の矢が立っているようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）