女優の江角マキコとジャニーズの山下智久が共演したドラマ『それは、突然、嵐のように…』が放送されたのは2004年のことだ。主婦と高校生という関係の2人が抱き合うシーンで話題となったが、実はキスシーンの予定だったという。音楽番組で久々に共演を果たした山下智久に、江角マキコがその意外な事実を打ち明けたのである。
ドラマ『それは、突然、嵐のように…』は江角マキコ演じる主婦であねご肌の小川こずえと山下智久による高校生でダンス講師の深沢拓馬が出会い、お互いにひかれていくという内容だ。放送された2004年1月当時は、江角が37歳で山下が18歳だった。
それから約8年後の今年、7月3日に放送された音楽バラエティ『火曜曲!』に山下が出演してMCの江角と久々に再会したのだ。話題が8年前のドラマ共演に触れると、2人が見つめ合いやがて抱き合うシーンが流れたのである。主婦と高校生の禁断の愛に「それはやめて!」とMCの中居正広も耐え切れない様子だった。
ところが、江角の口から驚くべき事実が語られた。「山下くんは知らないと思うけど。はじめはキスシーンだったのよ」というのだ。しかし、当時すでにNEWSとして人気のあった山下とキスシーンを演じることは、ファンへ与える衝撃は大きく彼女もバッシングをうける可能性は否めない。しかも高校生と主婦という設定で実際にも18歳と37歳というリアルな年齢であり、社会へ与える影響も想像がつかなかった。「プロデューサーに『キスが全てとは思えない』と主張して変更してもらった」と江角は明かす。結局2人が抱き合うシーンに落ち着いたのだが、それでも中居の反応が示すようにショッキングなものとなったのである。
その後は山下も成長してずいぶんと大人になった。飲み仲間でもあるリリー・フランキーとのエピソードが紹介されたが、酔った山下が「風でめくれるスカートって宇宙を感じませんか?」と力説してシモネタ好きのリリーを呆れさせたという。
7月25日にリリースされる山下智久の新アルバムのタイトルは『エロ』である。27歳となった彼がソロとしてやっていく意気込みが伝わる1枚だ。アルバム名にもそんな覚悟が感じられる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)