エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪・番外編】「“死ぬ”という選択だけはしないで」「同じ目にあってみろ」。中川翔子、大津・中2自殺で怒りのコメント!

これはタレント・中川翔子(27)の、魂の叫びである。彼女は学生時代、自分がいじめにあっていた事を自伝でも明らかにしている。売名でもブログのアクセス数稼ぎのためではなく、辛い過去のいじめを乗り越えてきた経験者として、大津市のいじめ問題は黙っていられなかったのであろう。

昨年10月に大津市の中2男子(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題に関し、若い世代を代表するタレントが公に声をあげたのは、中川が初めてではないだろうか。

7月17日付の『しょこたん・ぶろぐ』では冒頭、「いじめは卑劣」とテレビ番組で再発防止を呼び掛けた野田佳彦首相についてふれている。そして“腐れきった隠蔽、言い訳”がどんどん無くなっていく世の中になるように-と、大津市のいじめの問題をもっと追及して欲しいと、ブログに書いている。

“生徒の声を聞かずにいじめは無かっただの、遊びだっただの、恥を知ってほしい”。ここから大津市の学校側といじめの加害者といわれる生徒への怒りを、中川は怒濤のごとくブログに綴っている。

彼女はとにかく隠されているであろう沢山の問題を徹底的に追及し、ありのままの真実を明らかにして欲しい-と述べている。「加害児童たちの、遊びのつもりだった、そんなことがまかりとおるなら暴行恐喝など世の中の犯罪も遊びですまされることになる」と厳しいコメントを載せている。そして「遊びだったというなら同じ目にあってみろ」と中川は一蹴。

そしてブログの最後には今現在いじめの被害者として悩み苦しみ、絶望している人に向けて中川は呼びかけている。

「そんなやつら(いじめの加害者)のせいで、死ぬという選択だけはしないでほしい」。
いじめられた辛い過去がある中川からの、渾身のメッセージである。絶対に生きる価値がいっぱいいっぱい未来にはある-どうかこの彼女の言葉を、いじめに苦しんでいる全ての人に届けたいと強く記者は思う。

“命を追い詰めた重さ”という言葉で、中川はブログを終えている。ブログに綴られた彼女の思いが、大津市の学校関係者やいじめの加害者といわれる生徒の心に届く日はくるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)