俳優トム・クルーズ(50)と女優ケイティ・ホームズ(33)の離婚は、どうやら避けられそうもない。一部メディアは「ケイティ、決意を翻し復縁へ」などとも報じているが、これはデマだという見方が強い。幸い共にハリウッドきっての人気セレブ。離婚に伴う金銭問題で大きくもめることは避けられそうだが、離婚が決定的となった今、夫妻の愛娘スリちゃん(6)の親権の行方に世界中のメディアが注目している。そんな中、サイエントロジー元幹部という男性が興味深い発言をして話題となった。
「ケイティ・ホームズとスリの親権を巡るバトルなんてする気なら、トム・クルーズは愚かだよ。」
芸能サイト『Radar Online』の取材にそう告白したのは、サイエントロジー元幹部のマーティ・ラスバン(Marty Rathbun)氏。当然、同宗教団体の内部事情にも精通しているとみられるマーティ氏はこうも語る。
「だってケイティの家族は、トムとサイエントロジーの関係についての情報をあれこれ握っているんだから。トムが世間に決して知られたくないような情報もね。」
マーティ氏は2001年から3年にわたり、「オーディティング・セッション」と呼ばれるサイエントロジーのセッションでトムを担当。その後は同宗教を去り団体を批判する立場に翻っているが、具体的にどのようなセッションが行われていたのかについては「トムのプライバシーを守るため」として言及を避けている。
だが、マーティ氏は自身の友人こそがケイティの家族に宗教がらみの“トム情報”をリークしていたこと、宗教がトムのキャリアと私生活を左右してきたことをケイティの家族が知っていたことなども明かしている。このような内情もありケイティに同情しているのだろう、同氏は「真実を明らかにしたい」と述べ、要請さえあればケイティの離婚手続きにも手を貸す構えという。
これら一連の証言のうちどこまでが真実なのかは分かりかねるが、一般人では知りえない情報をマーティ氏が知っていることは間違いない。だがマーティ氏の著書『What Is Wrong With Scientology?』が発売になって間もないことも追記しておきたい。宣伝なのか、はたまた紛れもない真実なのか。今後の動きを検討中と見られるトム側の意見は、まだいっこうに伝わってこない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)