俳優トム・クルーズ(50)との離婚もすんなり決まり、まさに人生の再スタートをきったばかりの女優ケイティ・ホームズ(33)が、愛娘スリちゃん(6)を伴いペットショップを訪問した。トムがいない生活はやはり寂しいのだろう、スリちゃんは可愛い子犬を望んでいたが購入せずに、涙ながらに店を後にしたことが確認されている。そんな母娘の動きを知ったある団体が、メディアを介してあるリクエストをしている。
パパであるトム・クルーズが大好きなスリちゃんにとって、離れ離れの生活はやはり寂しいのだろう。現在は電話やビデオなどを駆使して定期的に連絡を取り合っているが、その心の隙間はなかなか埋まりそうもない。そんな中、ケイティ・ホームズはスリちゃんを伴いマンハッタンのペットショップを訪れたのだが、残念ながら「このワンちゃんなら!」という子犬にはどうやら出会えなかったようだ。この日スリちゃんは泣きながら同店を後にしたのだが、それを知った『North Shore Animal League America』と呼ばれる団体が「飼い主が必要なワンちゃんを引き取ることを検討してください!」と申し出ている。
ニューヨークを拠点に活動を繰り広げているこの団体は「飼い主のいない動物を死なせるのではなく、新たな“里親”を見つけ引き渡そう」という運動を活発に行っている。同団体のスポークスマンを務めるデヴェラ・リンさんは、芸能情報サイト『Radar Online』の取材に応じ、こう訴えている。
「残念ながら、ほとんどのペットショップはいわゆるペット工場と呼ばれるブリーダー団体から犬を提供されています。そこで子犬を産む犬達は、仲間を世話できる状態にはありません。必要な医療さえ受けられないのです。子犬を多数出産させられ、出産が不可能になるとオークションで売り払われるか殺されるか、そのどちらかなのです。」
そう語るリンさんは、「ぜひペットの“里親”になって命をひとつ救ってあげてほしいのです」とケイティ母娘に訴えかけている。
「シェルターに足を運べば、本当い可愛らしくて健康な子犬が見つかるのです。純血統の犬もいますよ。それだけではありません。(シェルターの犬を引き取れば)命を救うことにもなります。もしペットを飼う心の準備があるのでしたら、ぜひケイティさんにも当団体の動物をお見せしたいと思います。」
ちなみにセレーナ・ゴメス(19)がシェルターから犬を引き取り育てているのは有名な話。セレブの善行はメディアを通じ一般人の意識を大きく高める可能性を秘めており、ケイティの動きにも世界中から大きな注目が集まっている。可愛い子犬をシェルターから引き取れば、スリちゃんもさぞ喜ぶはず。同時にひとつの大切な命を救うことにもなるが、果たしてケイティにその意思はあるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)