SMAPの香取慎吾が27時間テレビでの過酷な体験をテレビ番組『笑っていいとも！』で振り返った。特に睡魔に襲われた2日目の話では力が入り、SMAPメンバーの名前をうっかり普段の呼び方にして話してしまったのだ。初めて耳にするその“呼び名”に共演者や観覧客も声を上げて驚いた。

FNS 27時間テレビを終了した翌日。7月23日の『笑っていいとも！』には司会のタモリをはじめ、月曜レギュラー陣と担当の生野陽子アナも全員元気に出演した。この日のオープニングコーナーでは“27時間テレビ大反省会”としてレギュラーメンバーがそれぞれ“裏話”を明かしたのだ。

香取慎吾は「ネプリーグでの睡魔はハンパなかった」と2日目に行われたネプチューンと『いいとも』レギュラー陣によるクイズ番組を振り返った。香取が「自分で今は何時なのか分からない状態でホントに眠かった」と言うと、千原ジュニアも「照明がイイ感じで暖かいので眠くなる」と共感していた。

さらに香取は続けて「問題を考えながらついウトウトとしてしまい、『あっ』と我に返って横を見ると“ひろちゃん”が…いや中居くんがガッツリ（寝ていた）」と証言したのだ。周囲も一瞬、目が点になったがすぐに理解すると、本題よりも彼が思わず口にした“ひろちゃん”への反響の方が大きかったのだ。指原莉乃などは目を丸くして口に手を当てながら、「えーーっ？」と驚いたほどだ。共演者だけでなく観覧客からも、意外な“呼び名”に驚きのあまり、笑いと拍手が起きたほどである。

当の香取慎吾は“ひろちゃん”を再度“中居くん”に言い直して平然としていた。千原ジュニアが「ネプリーグで最後に次々と熱湯に落とされたが、みんな目が覚めて助かった」と説明すると、香取も「あれは良かった」と何事もなかったように締めていた。

まだSMAPがデビューして間もない頃だろうか。SMAPの控え室で中居正広から「お前、やる気あんのか！　なめてるだろう！」と怒鳴られてシュンとする香取慎吾の姿をテレビ番組で観た。あれから月日が過ぎてそんな中居先輩に対して“ひろちゃん”と呼べるまでに成長した彼を思うと感慨深い。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）