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台北市で先月24日、酒に酔った男が散歩中の女性に襲い掛かり、その場にいた女性の家族に殴られる事件が起きた。男は警察に連行された6時間後に倒れ、病院で脳内出血と診断された。そして27日、死亡が確認されたが、その後の目撃者の証言から警察官が逮捕する際に男の頭部を蹴っていたことがわかった。
事件は24日午後、台北市の大安森林公園で酒に酔った男(63歳)が散歩に来ていた妊娠中の女性に酒瓶を持って襲い掛かり、その家族に殴られたというものだ。現場には4人の警官が駆けつけ、男を逮捕した。しかし、その過程を目撃していた人の証言によれば、4人の警官のうち1人が逮捕時に男の頭部を蹴るのが見えたという。
目撃者の証言を受け警察で内部調査を行ったところ、証言は事実であったことが確認された。暴行を加えた警官(47歳)は、「男に罵られ、かっとなってしまった」と話したそうだ。警察ではこの警官を停職処分にするとともに、重傷害罪で送検したということだ。また、警官が到着する以前に男が女性の家族に頭部を蹴られていたという目撃証言もあり、さらに捜査を進めているという。
死亡した男の家族は、目撃者の証言があったのは27日夜で、警察が証言を受けてはじめて過失を認めたことから「現場に駆けつけたのは4人。ほかの警官は暴行を見ていたはず」、「何もかも納得できない。警察の説明が毎日コロコロ変わる」と話し、警察が事実を隠蔽しようとしていたのではないかと不信感をあらわにしている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)