イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】リンジー・ローハンが“エリザベス・テイラー”に驚くほど似てきた。

故エリザベス・テイラーの息子たちからも、「リンジー・ローハンには母の役を演じてもらいたくない」などと批判が出ていたそのキャスティング。だが結局その役はリンジーがゲット。“リズ”を熱演している真っ最中である。しかも妙に似て来たではないか。

現在、米Lifetime局によるTV映画『Liz & Dick(原題)』の撮影現場は、メディアが最も注目しているセットと言っても過言ではない。トラブル続きの私生活を立て直した(はずの)リンジー・ローハンの、女優生命をかけたその奮闘ぶりを確認したいためだ。

いや、ポルシェに乗れば追突事故を起こし、熱演したらしたでホテルの部屋で意識を失って救急車が出動、しかしその翌日はさっそくパーティ。さらにはツイッターに、“4日間で85時間働き撮影は徹夜”などと綴ったために、俳優たちの組合である2つの労働団体が調査に乗り出すなど、相変わらず彼女の身辺はゴシップ・ネタが満載なのだ。

遅刻もあるようだが、カメラが回り始めれば本当に頑張っているというリンジー。先には、毛皮のロングコートに身を包み、故エリザベス・テイラーの若かりし頃の姿になり切っている様子をお伝えしていたが、その甲斐あって、今では「リンジーはリズに本当に似て来た」との声が聞こえてくるようになった。

この写真は21日にセットで撮影されたものだが、リンジーは、今時の若い女性には違和感たっぷりのはずの“リズ風”メイクにも、しっかりと馴染んでいる様子。さらに「貫録」とも呼ぶべきこのアゴの下のたるみには、彼女が25歳であることを忘れてしまいそうだ。

クランクインの前、このキャスティングについて、リズの息子たちから「母の役には(リンジーではなく)もっと品のある女優を。例えばケイト・ブランシェットやエミリー・ブラントなどが良かった」という批判のコメントが出ていた。だがもしもケイト・ブランシェットであったら、ここまでリズに似ていたであろうか。プロデューサー側もかなり入れ込んでいると言われるこの作品、キャスティングのプロの見る目に狂いはなかったと言えそうだ。おっと、撮影が無事、予定通りに完了するまでそれを言うのは早すぎる?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)