イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】伝説のバンド「KISS」の美人娘、「七光りはイヤ」とオーディション番組に出場。

すでに62歳になった、伝説のロックバンド「KISS」の火を吹くベーシスト、ジーン・シモンズ。彼の長女が歌手の道を目指していることが分かったが、父の力には頼りたくないそうだ。

“親の七光り”での特権デビューを果たしても、売れるとは限らない。いや、売れなければ親の顔にドロを塗ることさえある。であれば正々堂々、一般人としてタレントへの道を目指してみたいではないか。

ということで、あの「歌舞伎メイク」で一世を風靡したロックバンド「KISS」のベーシスト、ジーン・シモンズの長女ソフィーさんが、人気オーディション番組『Xファクター・USA』の次シーズンへの出場を目指し、厳しい闘いに挑んだ。父ジーンからイスラエル系の血を引いていることがよく分かる、彫りの深い目が本当に美しい19歳のソフィーさん。彼女の母は、ジーンが2011年秋に結婚した元プレイメイトのシャノン・トゥイードである。

この度の「父の日」を、家族一緒に過ごせなかったというソフィーさん。実はその時、サンフランシスコで同番組のオーディションにコッソリと臨んでいたのだ。しかし、マメな父親であるジーンは娘のその気配を事前に察していた。黙って見ていられるわけもなく、彼は妻シャノンと共にプライベートジェットをサンフランシスコに飛ばし、ソフィーさんを励ましに会場に現れたというから驚きである。

「うちの娘が最も才能があるし、ワンダフルでチャーミングだと思うよ。でもフェアなジャッジをして欲しいね。本人もそう望んでいるようだし」と父ジーン。彼女は後ほどTwitterで、“パパの名前は関係なく、率直な目で私のタレント性を見て欲しかった。パパのオーディションじゃない、私のだってば!”と、やや苛立ちの報告をしている。

「娘のためにもフェアなジャッジを」と言いながら、実は審査員らへのプレッシャーがたっぷり。ソフィーさんの本選出場が決まり、デビューが見えてくるベスト4以上に進み、本当に優勝するようなことがあった時、彼女が「すべて私の実力よ」と言えることが理想なのだが…。愛情深い父親の「親心」と表現される過保護ぶり、これにはもう打つ手がないようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)