その左手首付近にある赤い線は一体ナニ? 5月中旬に撮影されたマイリー・サイラスの写真が物議を醸している。
この写真は5月17日、マイリー・サイラス(19)がフロリダ州マイアミビーチにあるホテルから出た所で撮影されたものである。左腕にたくさんのバングルを重ねることが好きなマイリーだが、ふとそこに2本の赤い線になった傷跡が発見されたのだ。
実は4月26日、マイリーは“傷跡は、私たちに過去の居場所を思い出させる。今からどこに向かっているのかではなくて、どこに居たのかをね”なるツイートを放っている。忘れたくないような何か大きな出来事を、マイリーはわざわざ傷にして残したいという気持ちがあったということか。
不安、孤独、落ち込み、ストレスなどを誰かに分かってもらいたい、愛する人の同情や注目を引きたい、自分を傷つけることで自己嫌悪を克復しようとするなど、自傷行為も動機は実にさまざまであり、マイリーがそうした行為に走ったのだとしたら、早急なカウンセリングが必要と言わざるを得ない。
これが自傷行為であったと仮定して話を進めさせて頂くが、キャリアにも稼ぎにも問題がなく、ボーイフレンドのリアム・ヘムズワースにも満足しているであろうマイリー、一体何が彼女にそういうことをさせるのであろう。この騒ぎに、msnbc.comの『TODAY』で“30 Second Therapist”のコーナーを持つ精神科医ギルダ・カール博士は、こう語っている。
「特にショッキングな出来事だとは思いません。年齢や成功の度合に関係なく、ハリウッドに生きる者のストレスはタダではありませんから。マイリーは最近急激に体重を落としたようですが、そういう風に自分をコントロールしようとする時の人の気持ちには、やはり破壊的な側面が懸念されます。マイリーには定期的なセラピーがいいかも知れません。ただ、本人が自分は問題を抱えていると感じているかどうかですね。」
マイリーのファンは多感な世代の女の子が多い。当然ながら今、「自傷行為ではないか。もしもそうであれば原因は何なのか」とファンが騒ぎ始めている。だがこの写真でもお分かり頂けるように、その時のマイリーはご機嫌であった。泣いたかと思えばゲラゲラと笑い出す、そんな年頃の女の子の気持ちをどう解釈してよいものか、全くつかみようがない。ハラハラしながらも、愛犬たちとの戯れで出来たかすり傷であれば良いと願うのみである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)