ものまねタレントのコロッケが、女芸人の渡辺直美とテレビ『ピカルの定理』で共演した。渡辺が憧れのコロッケにものまね芸を披露すると、絶賛されたうえに彼から直々に指導してもらったのだ。さらにコロッケは、自分の持ちネタを渡辺に「どんどんやっていい」と認めたのである。

和製ビヨンセでブレイクした渡辺直美だが、その頃に比べると人気と共に体重も増えてビヨンセ風のハードなダンスも辛そうだ。そんな彼女は、他にも美空ひばりや倖田來未などの当て振りから“ドリカム吉田美和のアドリブ”をものまねするなど、芸の幅を広げている。

6月20日に放送された『ピカルの定理』では“スナックじゅりあな”にものまねタレントの大御所、コロッケが来店した。彼も『「七コロび八起き」コロッケ揚げたてブログ』で、この日のことを「かなりふざけてまーす」と渡辺直美と2人で森進一の顔マネした写真を掲載しているように、大いに盛り上がった。

渡辺が中島美嘉の『ORION』や倖田來未が“ライブで首のほくろをアピールする振り”などを披露すると、コロッケは大喜びだった。彼は渡辺のオリジナリティを絶賛すると、「前に何もないよ！　道は真っ白。自分の色に染められる」とそのまま突き進めという。

さらにコロッケの定番である岩崎宏美の『シンデレラ・ハネムーン』の早送りバージョンを2人で披露すると、あまりの面白さに共演者も腹を抱えて笑いがとまらないほどだった。コロッケは「いいね！　いいね！」と感心すると、渡辺に「こういうの増やそうよ」と“早送りバージョン”のものまねを認めたのだ。

「え、いいんですか？　やっても」と渡辺直美も驚いていたが、コロッケは「もっと広げようよ」と本気だ。いわばコロッケ流の免許皆伝ともいえる事態に彼女も感激で目を丸くしていた。これで渡辺の芸の幅が確実に広がるはずだ。今後はさらにパワーアップしたパフォーマンスで、楽しませてくれそうである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）