世界の歌姫レディー・ガガ（26）が、ニュージーランドで行ったコンサートの最中に頭を強打するアクシデントに見舞われてしまった。プロ根性でコンサートを続行したガガだが、原因はいったい何だったのか？

日曜日のこと、レディー・ガガはニュージーランドのオークランドにてファン待望のコンサートを行っていた。ファンのノリはまさに最高潮。ガガもダンサーもひとつになりコンサートはおおいに盛り上がっていたのだが、その最中にとんでもない事故が起こってしまった。ガガが会場で『Judas』を熱唱中、男性ダンサーのひとりが抱えていた長いポールがガガの頭部を強打してしまったのだ。

もちろんリハーサルは十分に行っていたはず。だが当日のあまりの盛り上がりように、ガガはともかくダンサーたちはかなり舞い上がっていたのだろう。男性ダンサーは「ここでモタモタしちゃいかん！」とばかりに重そうなポールを動かしたのだが、ガガとの距離感がうまく把握できなかったようだ。しかしポールが頭部を強打した際、ガガは意外にも冷静沈着。頭をさすりつつも、そのままコンサートを続行させるというプロ根性を見せ付けた。その後、観客に向かいガガは次のように述べたと報道されている。

「脳震盪を起こしているかも。でも心配しないで。コンサートは最後まで続けるから。」

自ら脳震盪を疑うほどである。ポールが頭部を強打した際の衝撃は、凄まじいものだったのだろう。当然ながら体調もすぐれなかったはずだが、このアクシデントの後もガガは10曲以上ものヒット曲を次々と歌い上げ、コンサート終了までファンに見事なパフォーマンスを披露し続けた。

それにしてもガガのこのプロ根性たるや、まさにお見事の一言。体調も心配されるが、不運にもガガにポールをぶち当ててしまった男性ダンサーもちょっぴりお気の毒な一件であった。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）