つい先日、ロサンゼルス国際空港からアトランタに向かう機内にいたケリー・オズボーン(27)が泥酔するという出来事があった。このときの自身の状態について、ケリー本人が芸能情報サイト『Radar Online』に激白。その発言内容に大きな注目が集まっている。
実弟ジャック・オズボーン(26)が多発性硬化症という神経障害の難病を患っていることが判明し、姉ケリー・オズボーンも心穏やかではない毎日を送っている。
そんな中、6月19日にアトランタ行きの機内にいたケリーが泣きながら酒を浴びるように飲み泥酔。客室乗務員に助けられて、ようやく同機を後にする姿が目撃されてしまった。このことに関して、ケリー本人が芸能情報サイト『Radar Online』に包み隠さず告白している。
「あの日、私は胃が空っぽの状態だったの。飛行機に搭乗する前、ある紳士が私に近づいてきて、弟ジャックの調子はどうかって聞いてくれたわ。その人の弟さんが同じく多発性硬化症を患っていると言っていたわね。その紳士はあるウェブサイトを教えてくれたの。」
“いい情報があるかも!”と期待したのだろう。ケリーは機内に入るなり教えられたウェブサイトを見たというが、病気が悪化するといかに酷い状態になりうるかを改めて知り大ショック。これまでにも実母シャロンの乳がん闘病、そして実父オジーのバイク事故とその後の回復までの道のりを目の当たりにしていることもあり、“今度は弟までこんな目に…”とガックリ気落ちし、つい「自制心を失った」とケリーは告白する。
「嘘は言っていないわ。時には私だって飲酒する。それが私の選択だし、もう大人だから。でも、自分の行動には責任を持たなくてはね。」
このたび騒動となった“泥酔”についても、「それが原因で飛行機が緊急着陸したとか、そういった類のトラブルではなかった」ともケリーは弁明する。
「(家族の病気・不調が)またしても私の身に降りかかってきた。そんな思いに打ちのめされた瞬間だったというわけ。残念ながらみんなに見える場所(=機内)でその瞬間が訪れちゃったけどね。」
このたびのお騒がせ事件で一番心配なのは“ジャックのこと”とも述べるケリー。どういう経緯でこうなったかも“ジャックに知ってほしい”と言うが、それは本当に思いやりなのかという声もある。
「ジャックは“自分の病気のせいで…”と思っているはず。これってすごく嫌な気分。ジャックはどうであれ、私自身がしでかしたことだもの。」
そうとも語るケリーだが、「ちょっと調子に乗って酔っ払っちゃった。迷惑かけてゴメンナサイ!」とだけ言っておけば、ジャックもよほど救われた気がする。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)