スーパーアイドル、ジャスティン・ビーバー(18)が、またしてもひとりの少女の夢を叶えようとしている。少女の名前はミーガン・ハムちゃん。まだ11歳と幼いが、脳回欠損という病気で苦しんでいる。
ワシントン州バンクーバー在住のミーガン・ハムちゃんは今、脳回欠損と呼ばれる重い病気と闘っている。この極めて稀な病気により、ミーガンちゃんは歩くことはおろか、喋ることもできない。さらにこの病気が原因で日に約70回も発作に苦しむことがあるといい、ただ見守ることしかできない家族は悲嘆に暮れていたようだ。
だがそんなミーガンちゃんに、奇跡としか言いようのない素晴らしい出来事が起こっている。なんとミーガンちゃんは、ジャスティン・ビーバーの曲を聴くたびに体調が良くなるというのだ。この兆候が顕著に現れたため、現在ではミーガンちゃん専用の車椅子にスイッチひとつでジャスティンの曲がかかるよう細工を施してあるそうだ。ミーガンちゃんを担当する教諭は地元テレビ局の取材に応じ、普段はほとんど表情のないミーガンちゃんがジャスティンの曲を聴くとニッコリと笑い、足を蹴り上げると告白。さらには次のようにも述べ、その喜びをあらわにしている。
「(ジャスティンの音楽は)ミーガンが一日を乗り切る助けになってくれています。ミーガンをハッピーにしてくれるし、穏やかな気分に保ってくれるものなのです。」
重病のミーガンちゃんに、どうしてこのような“ジャスティン効果”が生じるのかは医師団にも説明がつかないというが、ミーガンちゃんの実父は「これで(ミーガンの将来に)多くの可能性が開けたと思っています。」と語り、将来への希望を滲ませた。
さて、このような奇跡をもたらした張本人、ジャスティンもまた喜びと興奮を隠し切れずにいる。水曜日に、ジャスティンは次のようにミーガンちゃんに向けてツイートしているのだ。
「ミーガン、僕のために強くいつづけて。ポートランドに行ったら絶対に会えるよう手配するから。愛してるよ。」
今年10月8日にはポートランドでのショーが控えているジャスティンは、間違いなくミーガンちゃんとの面会時間を設けるはずだ。ミーガンちゃんの飛びきりハッピーな笑顔が見られる日を、家族とジャスティンは今から心待ちにしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)