俳優ジョージ・クルーニーと女優ジュリア・ロバーツが、肖像権の侵害があったとして、アメリカとカナダの映像・音響制作会社を共同で訴えた。

法廷を目の前に俳優ジョージ・クルーニー（50）と女優ジュリア・ロバーツ（44）を乗せた高級車が次々と到着し、それをカメラマンが取り囲む。まるで映画のような展開になりそう!?　実は2人がこのほど共同で訴訟を起こしていたことが分かった。

芸能情報サイト『E！News』によれば、クルーニーとロバーツの2人は4月27日、ロサンゼルス郡高等裁判所において、ジョージア州に本拠地を置く「Digital Projection Inc.」、およびカナダ・ブリティッシュコロンビア州に本拠地を置く「Beyond Audio Inc.」という2つの映像・音響制作会社を訴えたようだ。

起訴の理由は、宣伝のためにクルーニーとロバーツの写真が無断で使用されたこと。2人は両社に対し、作成した広告から自分たちの写真を迅速に取り除くこと、そして肖像権の侵害については損害賠償を求めたいと主張している模様だ。

ご存じの通り、大ヒット映画『オーシャンズ』シリーズでの共演を通じて大変仲が良いこの2人。共に最強のリーガル・チームを擁し、タッグを組めば怖いものナシであろう。法に触れる肖像権の侵害を棚に上げることは出来ないが、訴えられた方は「弱い者イジメみたいなもの」と泣いているはずである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）