お笑い芸人の小島よしおが、所属するサンミュージックの社長や会長と共に代表的な芸人達が写った1枚をブログで公開した。同事務所は“一発屋製造工場”とも言われるが、彼らも根強く活動しているのだ。この日もそんな芸人達が揃った。

サンミュージックプロダクションは1968年に設立された芸能事務所で、多くの芸能人が所属する。そんな中でお笑い芸人には、ある特徴が見られるのだ。これまでにブレイクしたお笑い芸人はダンディ坂野、ヒロシ、小島よしお、髭男爵といういわゆる“一発屋”的な存在が目立つ。そして、現在、大ブレイク中のスギちゃんも昨年この事務所に入っているのだ。

ある番組の収録で、そのサンミュージックお笑い芸人のメンバーが集った。小島よしおが5月22日にブログ『コジログ～おっぱっぴーな日々』でその写真を掲載している。この日は、事務所で収録があったらしい。小島によると「楽屋的なところに社長と会長（親子）登場」してくれたので、集合写真を撮影したという。

会長を中心に小島よしお、髭男爵の2人が社長を挟むと、その後ろにダンディ坂野と最近はめっきり見ないゴー☆ジャスの姿もある。宇宙海賊キャラで人気があったゴー☆ジャスは、昨年4月からサンミュージックに移籍している。それとは別に、アネットとも業務提携して結婚式の二次会の仕事などで活躍しているようだ。小島よしおはそんなサンミュージックについて「アットホームな会社だよ！」と表現しているが、会長までも登場して芸人と肩を並べる芸能事務所もなかなかないのではないか。

ところで、スギちゃんはこの日、他にスケジュールが入っていて集合写真に入れなかったのだろうか。逆にここに写ったメンバーは“一発屋”ばかりということを考えると、スギちゃんはまだその仲間には入れないということかもしれない。

ちなみにカンニング竹山と鳥居みゆきも同じサンミュージックの所属芸人だが、彼らはレギュラー番組やゲスト出演などで今ではしっかりとその地位を確立した感がある。スギちゃんも彼らのように地道に生き残って行けるか。事務所だけではなく、我々も彼の行く先を固唾をのんで見守っているのである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）