世界版ベストアルバム6バージョンを6月18日に発売すると発表した、現在人気急上昇中のゴールデンボンバー。そんな彼らのライブに“日本のヴィジュアル系バンドの祖”ともいえるX JAPANのYOSHIKIが訪れた。
ゴールデンボンバーとは、ボーカル以外のバンド部分はすべてプロのミュージシャンが演奏するという異色のヴィジュアル系エアーロックバンドだ。そんな彼らのライブをX JAPANのYOSHIKIが観に来たことが『ゴールデンボンバー 鬼龍院翔のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で語られた。
番組パーソナリティであり、ゴールデンボンバーのボーカルを務める鬼龍院は、普段からその型破りな演奏スタイルにX JAPANのファンから「ヴィジュアル系を汚すな。X JAPANに謝れ」と批判を受けていた。しかし、ライブ前の楽屋に立ち寄ったYOSHIKIから「面白いって聞いたから見せてもらうね」と気さくな言葉をかけてもらったという。
実は、鬼龍院は「YOSHIKIさんが、ドラムの樽美酒研二(ダルビッシュケンジ)のエアードラムを見て怒ったらどうしよう」と心配していたのだ。そんな中スタートしたが、ライブを見つめるYOSHIKIの顔には笑顔が見られ「面白かった」という感想を残して帰って行ったそうだ。「ひと安心ですよ」と心のうちを明かした鬼龍院。普段から派手な見かけとは違い、丁寧な語り口調の鬼龍院であるが「一応、YOSHKIさんは、笑って見てくれた」と謙虚に語り、ほっと胸を撫で下ろしていた。
5月12日付のYOSHIKIのTwitterには「ゴールデンボンバーのみんな、楽しかったよ、ありがとう!」と綴られていた。YOSHIKIに認められたことで、今後ゴールデンボンバーは堂々と日本のヴィジュアル系ロックミュージックシーンを牽引していくことだろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)