相撲好きのバナナマン・日村が貴乃花部屋を訪れ、相撲界の知られざる“裸の習慣”を自ら体験した。日村といえば、貴乃花親方の幼少時代のモノマネはあまりにも有名だ。果たして親方は、そんな日村をどんな思いで迎えてくれたのだろうか。
テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』で、マイナス12kgのダイエットに成功したバナナマン・日村勇紀。日村が行ったのは、1食2~3個のトマトを食べるというトマトダイエットである。今回の企画は、その新たなトマト料理を食べようと貴乃花部屋で作られていることで有名な鍋「トマトちゃんこ」をご馳走になりに行くというものだった。日村は相撲が大好きで、自身も相撲を習っていた経験がある。まわしと小さいながらも髷(まげ)を結って、貴乃花親方にもしっかり稽古をつけてもらい、「トマトちゃんこ」をご馳走になった。
その収録の後日談が、『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で語られた。テレビの収録のあと、親方に貴乃花部屋で入浴して行くようすすめられたそうだ。というのも、髷を結う時に使われる鬢(びん)付け油は、シャンプー1本まるまる使わないと洗い流せないくらい強力なものなのだ。日村が促されるがまま浴室に行くと、先ほど親方と一緒に稽古をつけてくれていた付き人がスタンバイしていた。そして、日村がイスに座ると、局部を除く頭の先から足の指まできれいに洗ってくれたという。その付き人は、現役時代の貴乃花の身体を洗った経験があり、日村は感動を隠せなかったようだ。さらに浴室から出るとタオルを持った別の付き人が、身体をきれいに拭いてくれるというまさに至れり尽くせりの入浴であった。
相撲好きの日村は、「すごい経験をした」とその貴重な体験をふり返っていた。それにしても「あどで~んどで~」と、日村のひどいデフォルメされたモノマネを笑って許す貴乃花親方は、文字通り“懐の深い”漢(おとこ)だといえるだろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)