エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ファンサマシーンですから…」。KAT-TUNライブで中丸雄一が見せる驚きのパフォーマンス。

アイドルグループ、KAT-TUNが2月から行った全国ツアーが、4月28日の仙台会場で全日程を終了した。テレビ番組『シューイチ』では22日に行われた東京ドーム会場の様子を紹介したが、メンバーの中丸雄一の案内によりステージ裏も公開された。

KAT-TUN LIVE TOUR 2012“CHAIN”は2月11日の新潟からスタートして全国12都市を巡った。4月20日から22日まで3daysは東京ドームで開催され、その仕掛けもより大掛かりなものとなった。

4月29日に放送された『シューイチ』では、22日の東京ドームライブの様子を辻岡義堂アナと番組のレギュラーでもある中丸雄一の案内で紹介した。

開演前のドーム前にはすでに多くのファンが並んでいたが、彼女達の声を聞いた義堂アナは中丸の人気を改めて知ることとなった。ファンの多くはライブでおなじみの大きなうちわを持つのだが、それぞれに中丸に対して「HUGして」、「ゆっちウインクして」、「投げCHU」、「てへぺろして」などリクエストが大きく書かれているのだ。義堂アナが「中丸さんって、こういうのを見ると、やってくれるものなんですか?」と尋ねると、「中丸くんは優しいのでいつもファンサービスやってくれます」と返ってきたのである。

そんな中で「中丸くんに“ファンサマシーン”っていう名前をつけています」という声も聞かれた。中丸のことを“ファンサマシーン”と表現するファンは少なくないようだ。これは「ファンサービス・マシーン」の略と思われるが、主にアイドルに対して用いられる。「ファンのことを考えてくれるアイドルに“マシーン”は失礼では?」という意見もあるようだが、少なくともインタビューに答えてくれた彼女達は純粋に中丸ファンであり、“ファンサマシーン”も彼のサービス精神を喜ぶ言葉として使っていたようだ。

義堂アナはその後、ドーム内で中丸と合流して準備中の会場を案内してもらった。彼はそこで中丸に“ファンサマシーン”の片鱗を見ることになるのだ。

ステージの周囲に設置された液化二酸化炭素を噴射する機材がある。バラエティ番組で罰ゲームに白いドライアイスの煙のようなものが吹き付けられるが、あの大掛かりなものだ。

試しに勢いよくガスが噴き上げられると、なんと中丸はそこにお尻を突き出して浴びているではないか。「凍ってる! 凍ってる!」と義堂アナが慌てて中丸のお尻を指差すと、ズボンが真っ白に凍り付いていたのである。「これをやると、目の前のお客さんが“面白い”と喜んでくれるんです」と平然と話す中丸は、すでに“ファンサマシーン”モードになっていたようだ。

彼はその後もイキイキと会場の仕掛けを説明してくれた。中でも東京ドームでの巨大ムービングステージは圧巻だった。横幅25mもあるジャニーズライブ史上最長記録というステージ部分がせりあがり、観客席の頭上にスライドしてくるのだ。しかも床は透明なアクリル製なので、メンバーがパフォーマンスする姿が真下から見えるという仕掛けである。中丸は自らカメラを持って移動するステージから実演して迫力を伝えてくれた。「台本に無いんですが」と義堂アナも感動していたが、これも“ファンサマシーン”ならではの行動だろう。

29日にスタジオでこの様子を紹介した中丸は、すでにツアーを終えたあとだった。彼は今回のツアーについて「“CHAIN”とつけたのは日本のみなさんの絆を意味する」と説明すると、「最終日は仙台だったことはすごく良かった」と付け加えた。

今回のツアーには全国でおよそ46万人が訪れている。ライブではファンが一丸となって絆を感じたのではないだろうか。そして、中丸だけでなくKAT-TUNメンバーのファンサービスなしには、これだけ多くのファンに支持されることはなかったはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)