人気俳優ウィル・スミス(43)が、オバマ大統領の増税方針におおいに賛成している。さすが大富豪だけに気前の良いウィルだが、その理由には母国アメリカに対する並々ならぬ愛国心があるようだ。
オバマ米大統領は今年に入り、富裕層に対する増税など抜本的な税制改革を含む2013会計年度の予算教書を発表している。この案に俳優ウィル・スミスはおおいに賛成しているらしい。AP通信に対し、ウィルはその胸の内を以下のように明かす。
「この案だけど、俺は大賛成だね。」
「このアメリカって国は、俺に対して素晴らしい国であり続けてきたからね。自分の国が成長し続けるためなら、いくらだって払うさ。問題なんてないね。」
年収100万ドル以上の富裕層を対象とする増税案だが、もちろんウィルもその対象であることは言うまでもない。2008年の「最も稼いだ俳優番付」の1位にも選ばれたウィルは、まさに富豪の中の富豪。だが多くの金持ちセレブが税金を出し渋るなか、ウィルのこの気前の良さは見事なものである。
さて、そんなウィルが映画『メン・イン・ブラック3(MIB3)』の日本公開を目前にして来日を果たしている。同じく同映画の顔である俳優トミー・リー・ジョーンズ(65)らと共にレッドカーペットに登場し会場をおおいに盛り上げてくれたのだが、そこでファンが待ちに待った期待の新作『MIB3』について次のように語っている。
「観終わった後も、ずっと興奮が冷めないような内容さ。ぜひ楽しんで!」
どこまでも大らかなウィルだけに、映画撮影も心の底から楽しみつつ挑んだようだ。今年の目玉とも言える大作『MIB3』の公開は日米同時、5月25日とのことだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)