人気俳優ジョン・トラボルタ(58)が男性マッサージ師らにセクハラで訴えられたのはつい先日のこと。その後トラボルタの凄腕弁護人マーティ・シンガー氏による矛盾点の指摘を受け、原告側はあっさりと訴訟を取り下げていた。それにより問題が解決したかと思いきや、ここにきて事態が一転。ついには「トラボルタの口封じ作戦」までもがまことしやかに報道されるという状況となっている。
「ジョン・トラボルタに性器を触られた上、さらなる性行為を要求された!」
そんな主張を引っさげ“第一の男性マッサージ師”がトラボルタの訴訟に踏み切ったのは先日のこと。さらには、「俺もセクハラ行為を受けた!」と主張する“第二の男性マッサージ師”が登場し同じく訴訟に踏み切ったが、トラボルタの抱える凄腕弁護人が「主張は嘘八百」と糾弾、現場にトラボルタがいたはずもなかったことを明かしたため、2人はあっさりと訴訟を取り下げ一件落着したはずであった。だが、その後も同様の被害を受けたと名乗り出る男性の数は膨らみ続け、しまいには“第二の男性マッサージ師”を新たに女性弁護人が担当することが決定。今後なんらかの法的動きがある可能性が高まり、まさに目が離せない緊迫した状況となっている。
そんな中“第二の男性マッサージ師”ことジョン・トゥルースデール氏に対し、訴訟の取り下げを強く願うトラボルタ側から12万5000ドル、日本円にしてまさに1000万円近い支払いが提案されていたと『New York Daily News』紙が報じているのだ。訴訟の取り下げ、さらに“これ以上何も語らないように”という口封じが目的だったというが、もちろんことの真相は闇の中。トラボルタの弁護団は当然ながらこの“口封じ報道”を強く否定している。
すべてが金目的の悪質なデッチ上げであってほしい。世界中のファンはそう願っていることだろうが、もし一連の主張がまったくの嘘ならば即座に逆提訴に踏み切るのが自然な流れのような気もする。強気な姿勢を崩さないマーティ・シンガー氏の今後の動きに大きな注目が集まっているが、この騒動は当分の間は解決しそうにもない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)