人気俳優ジョン・トラボルタ(58)が“男性マッサージ師にセクハラ行為をした”として訴えられたとお伝えして間もないのだが、ここに来て今度は別のマッサージ師が登場。「自分もジョンに性行為を求められた!」として、ジョンに対する訴えを起こしていたことが明らかになった。
俳優ジョン・トラボルタが男性マッサージ師の体に触るなどした上、性行為を求めたとして訴えられたとお伝えしたのは、つい昨日のことである。ジョンはこの主張を完全否定。“事件当日”には現場とされる場所にもいなかったとして、今後この男性マッサージ師を逆提訴する可能性も報じられていたのだが、ここにきて新たにまた1人「被害を受けた!」と訴えるマッサージ師が登場してしまった。
この“第二のマッサージ師”が、やはり匿名でジョンを訴えたのは火曜日のこと。弁護人は“第一のマッサージ師”を担当する人物と同じという。ちなみに今回の訴えによると、事件が起こったのは去る1月。現場となったのはアトランタにあるホテルの15階といい、ジョンはマッサージ師に対して性行為を求めるなどのセクハラ行為に及んだという。
だが今回の主張に対してもジョンを担当する凄腕弁護人マーティ・シンガー氏はまったく動じていない。「1人目の主張と同じくらいばかげている」とコメントし、その怒りをあらわにしている。シンガー氏は以下のようにも語る。
「“第二のマッサージ師”に代わり訴訟を起こした弁護人は、“第一のマッサージ師”の主張が嘘であるという通知を受けているのです。私のクライアント(=ジョン)は、事件があったという日にはロスにはいませんでした。」
「これは簡単に証明できることです。“第一のマッサージ師”が主張する日、ジョンは映画の撮影で東海岸にいたのですから。このマッサージ師の主張がでっち上げであるとこちらが立証した後、同じ弁護人が別の原告をたてて今回の主張を始めたのです。」
「“第二のマッサージ師”の主張を訴え出る前に、この弁護人はジョンが映画撮影でアトランタにいたというメディア報道をチェックしたのでしょう。」
1人のみならず2人に「セクハラされた!」と言われるとはなんとも不名誉な話ではあるが、確かにジョンの弁護人の説明は筋が通っているようだ。また仮に何らかの接触が両者の間にあったとしても、証拠画像や動画がない限りセクハラを立証することは極めて困難ではなかろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)