イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】英国のプリンセス、キャサリン妃のショッピングはいまだに「値切り上手」。

間もなく結婚一周年を迎える、英国のケンブリッジ公爵夫妻ことウィリアム王子とキャサリン妃。この2人がなかなかの倹約家であることを先日にお伝えしていたが、特にキャサリン妃の「庶民感覚」はいまだ健在のようだ。

一般家庭の出身ながら王室、皇室に嫁ぐ女性の「庶民感覚」。以前のようなバブリーな世の中では、この言葉に眉をひそめる方も多かったはずだが、今は違う。例外にもれず英国の財政悪化は王室費予算にも影を落としており、莫大な警備費用がかさむ昨年のそのロイヤル・ウェディングについても、「地味婚化」を求める声が飛び交った。

こうしたことをウィリアム王子とキャサリン妃は十分に承知しているのであろう。先日この夫妻は、ミドルトン家と合同のバケーションをフランス、スイスで過ごしたが、その帰国便に超格安航空会社のエコノミー・フライトを利用し、人々をびっくりさせていた。

そんなキャサリン妃は、今もたまにイングランド南部バークシャーの実家に帰る。するとバーゲンをやっているお店に気軽に入り、ショッピングを楽しんでいるそうだ。そこでアンティークショップ「Youll’s Antiques」を経営しているご主人は、英誌『Now』にこのように話している。

「彼女はロイヤル・メンバーという雰囲気を全く見せません。“これ、もう少し安くならない?”とフツーに値切って来て、ちゃっかりベストプライスで買って帰りますよ。プリンセスのお願いとあっては、ダメだなんて言えないじゃないですか。」

また、高級ブティックが立ち並ぶあたりを歩く際、キャサリン妃が母キャロルさんのワードローブから服を拝借していることも分かった。“バーゲン大好き”で知られているキャロルさん、常に賢い消費者であろうとする精神を、娘たちに徹底的に叩き込んだのであろう。民間出身のキャサリン妃のこうした庶民感覚を、今の英国民は純粋に「喜ばしいこと」と受け止めているようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)