エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「帰れよ」、「出てけよ」。“いいとも”で暴走する坂上忍を関根勤が必死にフォロー。

「仕事とブスが大嫌い」と豪語して、テレビ『笑っていいとも!』で話題となった俳優の坂上忍の勢いが止まらない。彼は同番組で女芸人、オアシズの2人にきわどい発言を繰り返してまたしてもブーイングを浴びたのだ。

子役時代から俳優として活躍する坂上忍は「芸歴41年。ブスと仕事が大嫌い。坂上忍先生」の肩書きで、『笑っていいとも!』金曜日の新コーナー“まったく行列のできない人生相談所”の相談役に就任している。

4月13日の放送では、オアシズの光浦靖子大久保佳代子がゲスト出演して悩みを相談した。ところが坂上忍は2人を直視しないのだ。ブスは見るに値しないというわけである。

光浦の相談内容「男性に対して不快感を与えず、いい意味で『軽い』と思わせるスキの見せ方を教えて欲しい」に対しては、いきなりフリップに『帰れよ』と回答して観覧客からブーイングを浴びてしまった。さらに彼は「なんでも相談したら解決できるわけではない」、「そこに立っているだけで(こっちが)不愉快な思いをしている」と遠慮なく光浦に言葉を叩きつけるので、進行役のバナナマン・設楽統も焦っていたほどだ。

そんな空気はおかまいなしに、坂上は「男はブスのスキを探そうとはしない」と解説すると、「“トーク美人”になれば外見は関係ない」と解決策を提案。「光浦さん、あなたはもう大丈夫! ハイごきげんよう!」とさっさと終わってしまったのである。

彼の言葉を唖然として聞いていた光浦は「逆に気持ちがいい」、「芸人になりたての頃の扱いのようで懐かしい」と感じ入っていた。

そして次は、大久保の番だ。「男性の前で食事をするのが恥ずかしいのでどうすればいいか?」と悩みを打ち明ける彼女は、自分でリンゴを食べる姿を鏡で見ても「メスゴリラに見えることがある」と全てを打ち明けた。

そんな大久保に対して坂上は、またしても『出てけよ』とフリップで回答すると「この相談は美人が相談してはじめて成立する」、「大久保さんが男の前で食事する前にレストランに入ることが恥ずかしい」と発言したのである。今度も設楽は「大丈夫ですか?」と話に入ると、「あんまりこの時間でこうハッキリと言うことってないですよ」と不安そうにしていた。

するとベテランレギュラーの関根勤が、立ち上がって「これは坂上忍先生の個人的な意見ですからね!」と身振り手振りを入れながら声高に主張したのだ。それを聞いて坂上も「そうです、その通りです」と認めたことで会場の空気も少し和らいだようだった。

しかしそれでも彼は、大久保への解決策として「ブスなんだからチマチマせずに自分らしく手で食べて欲しいくらい」、「そうするとカワイイところが出てくるだろう。ハイごきげんよう」と最後まで個人的な考えを貫いたのである。

今回の坂上忍の姿はテレビ仕様ということでもない。彼は以前、友人の結婚式で同席したブスと思った女性に「空気が汚れるから出てくれる」と口にしたことを同番組で語っている。つまりプライベートでもこの調子なのだ。

“いいとも”金曜日の同コーナーでは小説家の岩井志麻子も相談役として出演しており、坂上に劣らぬきわどい発言を繰り出す。それが面白いのだが、やはりお昼の番組で長く続く企画とは思えないだけに、この2人の残りの出番は見逃せないところだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)