CMでモデルのトリンドル玲奈が使ったことで一般にも広まった「てへぺろ」の語源は、声優の日笠陽子と言われる。昨年、テレビ番組でその「てへぺろ」を披露して広めたひとりが、お笑いコンビ・はんにゃの金田哲だった。その金田が、また新しいワードを仕掛けたのだ。
今年の流行語大賞になりそうな勢いの「てへぺろ」だが、すでに次のワードとして「ぷぷぷ」が注目されている。元モー娘。のメンバーなどがブログで多用することから広がっているようだ。
だが昨年9月に放送されたテレビ『ショーバト!』のスペシャル番組で、「てへぺろ」に光をあてていた金田哲。彼が、今年4月2日放送の同番組で次のワードを紹介した。
金田がヲタク用語を調べ上げて選んだワードの数々を、SKE48の歌う「会いたかった」に合いの手を入れる形で披露したものだ。「ヌーン」、「はきゅーん」、「うぇいうぇい」という語感に特徴があるものや、「はげしく同意」、「告白祭」、「IYHでイヤッホー」などの言葉に意味が含まれるものなどいくつかのタイプがある。
そんな中で金田が多用したのが、「もどかし戦隊悩むんジャー」、「駆け出し戦隊走るんジャー」、「赤面戦隊照れるんジャー」のレンジャーものだが、これは考えるのに時間がかかりそうだ。
もうひとつ、彼が連発した「太もも崩壊」、「涙腺崩壊」、「腹筋崩壊」は“崩壊(ほうかい)”を入れるだけなので、『自転車こいで太もも崩壊』とすぐに使えそうである。
スタジオの田村淳や藤森慎吾らは、「根日輪(こんにちは)でネニチリ~ン」に反応していた。これは「こんにちは」の代わりに「ネニチリーン」と使うのだが、字面にして面白いのでメール向きだろう。
一方でネット上では「てへぺろ」の語源である日笠陽子の笑い声「ほろろほろろ!」から、次に流行るのは「ほろろ」ではないかとの声も出ている。
「てへぺろ」がすでに定着した感がある今。前述の「ぷぷぷ」をはじめ、「崩壊」、「根日輪」そして「ほろろ」などが次の流行語になるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)