エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「素足で原宿を歩く」。道端カレンが“One Day Without Shoes”で裸足の行進。

モデルの道端カレンがTOMS Shoesの活動のひとつ“One Day Without Shoes”にゲスト参加した。彼女はブログに裸足で街中を歩く写真を紹介すると、TOMSの活動を知ったいきさつや共感を綴っている。

4月10日、都内渋谷区神宮前にあるTOMS STORE TOKYOには多数の人々が集まり“One Day Without Shoes”に参加した。この日のスペシャルゲストのひとりとして姿を現したのが道端カレンだ。

道端カレンオフィシャルブログ『Karen Michibata XXX』では、彼女が裸足で街中を歩く写真も掲載されている。「JOIN US!」のプラカードを持って数人で行進するカレンの楽しそうな笑顔が印象的だ。

TOMS Shoesはアメリカ人旅行家のブレイク・マイコスキーが設立した会社で、その経営理念に特徴がある。彼は旅行中にアルゼンチンのある村で子供たちが靴を買えずに日常を裸足で過ごしていることを知った。

世界の開発途上国にはこのように靴を買えずに裸足で生活する子供が未だに多い。現地の病気として多々ある土壌感染症は、裸足の皮膚を通して伝染する。ブレイク・マイコスキーはTOMS Shoesで「一足の靴がお客様に購入されるたびに、靴を必要としている子供たちの元へ新しい一足の靴が贈られる」というOne for One(ワンフォーワン)の活動を進めているのだ。

道端カレンは昨年、雑誌SAKURAの撮影で偶然このTOMS Shoesのことを知ったという。その活動に共感した彼女は「なぜ、今まで世界には靴を持てない子供がいることに気がつかなかったのだろうかと、恥ずかしくなりました」と心境を明かしている。

TOMS Shoesのとりくみのひとつ“One Day Without Shoes”は、1日だけ靴を脱いで過ごし「一足の靴が、どれほど大きな影響を一人の子供の人生に与えるのか」を知ろうというもので、世界中で多くの参加者がいるのだ。

この日、東京の会場にアメリカからやってきたTOMSのスタッフは「靴を履くことができたことで学校に通え、将来医者になっているかもしれない。一足の靴が人生を変えることができるかもしれない」と話す。

道端カレンはテレビの生放送が控えていたので長くは参加できなかったようだが、「少しだけ、靴を脱いで素足で原宿を歩きました」とアスファルトの上を歩いた感想を綴っている。「アスファルトはゴツゴツしていて、何かガラスなど踏まないように注意し、ゆっくりと慎重に進まなくてはいけない感じでした」と、わずかな時間でも彼女は靴がどれほど大切なものかを痛感したそうだ。

この日は道端カレンの他にも各界の著名人たちがゲストで参加している。モデルや芸能人など業界での賛同者が増えると、より多くの人々に知ってもらえることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)