歌姫リアーナ(24)と俳優アシュトン・カッチャー(34)の関係が噂になってまだ間もないが、リアーナ本人はその一件に触れられそうになるシチュエーションをかなり嫌っている。新作映画『バトルシップ』のプロモーションでオーストラリアを訪問したリアーナは機嫌良くスタジオに登場。にこやかにインタビューに応じていたのだが、個人的な内容に話題が及びかけるや表情をこわばらせ、多くを語ることなくインタビューを打ち切ってしまった。
「今後はもっと映画をやりたいわね。」
訪問先のオーストラリアでテレビ番組に出演したリアーナは、そんな風に明るく述べて今後の女優活動に意欲をみせた。歌手から俳優、女優業へと活動の場を広げて成功するのは一握り。そんな中つかんだ大役と高い評価にご機嫌なはずのリアーナなのだが、つい先日行われた映画『バトルシップ』の記者会見で噂の男アシュトン・カッチャーについて問われ、
「ワオ、なんてガッカリな質問なのかしらね。」
「アタシは幸せよ。そしてシングル。それがアンタの質問の意図ならね。」
などとインタビュアーに噛み付き話題になったばかり。今回のインタビューでも話の流れが個人的な方向へと若干シフトしていったのだが、“このままだとまたアシュトンについて聞かれてしまう!”と思い込んだリアーナはあからさまに表情をこわばらせた。
「ほとんど会ったこともないようなハリウッドセレブと関連づけられるのって、苛立つんじゃない?」
たったこれだけの質問に対し、リアーナは次のように噛み付いてしまったのだ。
「とっても苛つくわ。それについて聞かれるのと同じくらいにね。」
アシュトンの“ア”の字も言っていなかったインタビュアーは、この過剰反応に驚いたのではなかろうか。間髪いれることなく「みんな、あなたに興味があるのよ。だってあなたはビッグスターだもの。」などと述べうまくまとめようとしたが、リアーナの最後の言葉は以下の通りであった。
「興味あるんでしょうね。みんなたくさんのことに興味があるのよ。どうだっていいことにね。」
この発言を最後にリアーナはインタビューを切り上げてしまったというが、インタビュアーの女性は“個人的なテリトリーについて聞かれるのは嫌みたいね。”などと語りスタジオで苦笑い。なんとも後味の悪い“プロモーション”となってしまった。
気の強いところがやけに目立つリアーナではあるが、今回彼女は映画のプロモーションをするためにはるばるやって来たのだ。そんな彼女に対し、映画と無関係な話題をふるのはいささか無粋だったかもしれない。
ちなみに気になるリアーナとアシュトンの関係にはついては今なお多くのメディアが注目しているのだが、クリス・ブラウン(22)と交際していたことからも分かるように、リアーナは生粋のバッドボーイ好きであると言われている。3月の密会が報じられた直後にアシュトンにはフラれてしまったというが、“このスリルがたまらない!”とばかりにセクシー写真つきのメールを送り続けているという報道が多々ある。
「だから付き合っていないわ。単なる友達なの。」
そう笑って否定しないのには、やっぱりワケがある!? 映画のプロモーションに本腰を入れたいリアーナだが、2人の関係に関する報道は案外長引きそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)