相変わらず世界中の音楽ファンを熱狂させているスーパーアイドル、ジャスティン・ビーバー(18)だが、昨年世界中のメディアを騒然とさせた“隠し子騒動”についてはなんと“曲作りに…”と逆利用。ニューアルバム用の曲として歌にしたと話し、大変な話題となっている。
「私、ジャスティン・ビーバーの子供を出産したの!」
そんな“まさか!”の主張をしてメディアに殴りこみをかけたのが、ジャスティンのファンという一般人女性、マライア・イーターさんであった。「金銭目当てのデッチ上げだろう」という見解を示すメディアが大半を占めるも、ジャスティンは身の潔白を証明するべく病院へ。毅然とした態度を崩すことなく実父確定検査を受けたにもかかわらず女性側から再検査を要求され、まさに両者ともに譲らぬドタバタ劇と相成っていたのだが、その後マライアさんに関する報道は激減、しまいには皆無になるというあっけない幕切れとなっていたのだ。
だが、常に“負けない!”という姿勢で立ち向かっていたジャスティンも、心労やストレスで相当な苦しみを味わったはずだ。そんな心のうちを表現できるのはやはり音楽。というわけで、彼はあの騒動をニューアルバム『Believe』に収録する曲にしてはどうかと思いつき、実際に書いたことを告白している。
去る月曜日のこと、ロンドンにてアルバムに関するインタビューを受けたジャスティンは、次のように語っている。
「僕の子供を産むって言ったマライア・イーターについての曲もあるんだ。」
実際には「産む!」ではなく「産んだ!」と言われたのだが、その辺の細かい話は多忙なジャスティンのこと、“もう忘れちゃった”のかもしれない。
「(ニューアルバムには)僕自身が経験していることに関する曲が入ってるんだ。いろんなシチュエーションで曲を書いたね。」
ちなみにニューアルバム用には数十にも及ぶ曲を書いたために、マライアさんについての歌がアルバム収録曲のファイナルリストに入るかどうかは今のところ確定していないようだ。
恨み節タップリの復讐ソングになっているかが実に気になるが、爽やか系ミュージシャンのジャスティンのこと。きっとノリの良い“嘘はダメだよ”ソングに仕上がっているのではなかろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)