イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】故ホイットニー・ヒューストンの実母シシーが著書出版へ。ホイットニーの人生をまとめることに。

今年2月11日にわずか48歳にして急逝した歌手ホイットニー・ヒューストンの実母でソウル/ゴスペル歌手のシシー・ヒューストン(78)が、ホイットニーについての本を出版することが明らかになった。

「(ホイットニーの死は)私にはどうしようもないこと。他の誰にももう出来ることはない。もし“ホイットニーを生き返らせるために出来ることがある!”と思うのなら、それを実行しますとも。でも、私にはそんなことは不可能だって分かっているの。」

先日ついにインタビューに応じ苦しい心境を吐露していた歌手のシシー・ヒューストンが、今度はホイットニーについてのアレコレを書き記し著書の形で発表することになった。すでにニューヨークに拠点を置く出版関連会社数社と直々に面談を行い、どのような本にしたいのかというシシーなりの考えを伝えたそうだ。

だがかなり高齢になっていることもあるのだろう、実際にはゴーストライターの手を借りての作業になるようだが、執筆協力を誰に依頼するかなど具体的な件についてはまだ決定していないもようだ。なお『New York Times』紙の報道によると、この本の中でシシーはホイットニーの人生、世界的名声を得るまでの道のりなどを詳しくまとめる予定なのだという。

今年2月のあまりにもショッキングなホイットニーの急逝やその後の遺児らを巡るドタバタ、明らかになったドラッグなどの諸問題について記されるのかは不明だが、一部でも多く本を売りたいと願うはずの出版社は“読者の度肝を抜く内容を含めましょう!”とシシーをプッシュするに違いない。少なくともシシー本人にとっては金儲けが目当てではないはずの今回の書籍の話。どのような形で進むのかいささか気がかりではあるが、気持ちの整理がなかなかつかずホイットニーが急逝したホテルの部屋を訪問したがっていたシシーの想いをくみ、本人が書きたいと願う内容を最優先にした書籍を作っていただきたいと思う。

ちなみにシシーは1998年にも自叙伝『How Sweet the Sound(原題)』を出版している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)