現在の泉ピン子(64)は演技派女優として知られているが、彼女が有名になったのは、20代後半に出演したバラエティ番組の生放送で名リポーターとして大活躍したからだ。リポーターに適していた彼女の達者な喋りと押し出しの強さ、そして今は女優として評価の高いピン子。バラエティ番組などで見せる“我がまま”、“傲慢”な彼女の姿は、番組の台本通り演じているのか、それとも素のピン子なのだろうか。
最近はバラエティ番組への出演が多い泉ピン子。だが番組内での彼女の言動が度々、ネット上で物議を醸すことが多い。先日もあるテレビ番組で上田晋也(くりぃむしちゅー)の代役として出演した彼の実兄に対し、「何だ素人、コラッ」、「お前の年収を1日で稼ぐよ」とピン子は言いたい放題。これらの発言を非難する意見が番組放送後、数多くネット上で見受けられたのだが、一方で「ピン子のキャラで番組が盛り上がった」との声もあった。普段のピン子は物静かな女性ではないだろうが、非難されるほど身勝手な振る舞いを日常でも行っているのだろうか?
4月26日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、視聴者から寄せられたピン子の目撃情報が紹介された。
「先週、東京駅の化粧品売り場でメチャメチャ怒っている泉ピン子さんを見ました」というから、最近の目撃情報らしい。ピン子に真相を聞くと放送はされなかったが、化粧品メーカー名をハッキリ言った上で「あの店員は反省しなさいよっ!」とまず一喝してから、ことの顛末を話し出した。
買い物する時間が少なかったため、急いで色選びをして何本かの口紅を購入したピン子。代金を支払ってから、ふと彼女の目に留まった口紅があった。「これは?」と店員に聞くと新製品だと言い、特徴を説明し始めたそうだ。するとピン子は「何で新製品を薦めないの? もう精算終わったじゃない!」と怒り心頭だったらしい。投稿よると彼女は烈火のごとく怒っていて、店員は泣きそうだったと述べていた。
その店員の味方をするわけではないが、「時間が無い」と言いながらテキパキと自分で選んでいるピン子を見て、自由に選んでもらおうと口出ししなかったのではないか。それにしても店頭で大声で怒っていれば一般人でも注目されてしまうのに、ましてや芸能人の泉ピン子である。どうやら彼女は普段から人目を気にせず、言いたいことはハッキリ言っているようだ。
バラエティ番組に出演したピン子は台本に沿って、キャラを過剰に演出している可能性もある。だがそのキャラは完全な演技ではなく、普段の泉ピン子の延長線上にあるようだ。テレビの中の彼女になら文句も言いたい放題だが、客として店に現れれば店員からは厄介に思われるかもしれない。なぜなら彼女の気に障る対応があれば、どこで暴露されるかわからないので、接客する際この上ない緊張を強いられるからである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)